エピソード45
復讐鬼・不動逝く

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あらすじ
無限城に潜入したものの、さらわれたMAKUBEXの手がかりは得られず、とりあえず無限城を歩き回って、 敵の反応を見ることにした奪還屋の一同。果たして、敵の反応は迅速だった。
一同は散り散りバーチャル空間に誘い込まれ、それぞれが刺客と対峙する事となるのだった。 そして、士度の目の前には来栖柾が現れ、その圧倒的な光を操る力の前に、士度はなすすべなく倒れてしまう。 だが、士度にとどめを刺そうとしたしたその時、天子峰猛が現れ、来栖を倒したのだった。天子峰と来栖。 トンファーを構え、どういうことだ、と問いただす天子峰。
「お前を友と信じ、信頼した俺が愚かだったという事か…」
それにたいし来栖は、
「それはこれからのお前次第だ…」
と答えるのだった。
一方、ヴァーチャル空間で再現されたマヤのピラミッドでは、卑弥呼と火生留が対決していた。 全てを焼き尽くす火生留の炎にポイズン・パフュームすら燃やされ、苦戦する卑弥呼。 また別の通路では、蛮の目の前に意外な人物が姿を現していた。それは、以前蛮に敗れた不動琢磨であった。 聞けば、鏡形而の手により新たな生身の左腕を移植され、復活したのだという。そして、
「美堂…今日こそはお前を倒す」
そう言って不動は蛮に襲いかかってくるのだった―!
© 青樹佑夜・綾峰欄人・講談社 / チーム奪還屋