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ボンバーマンジェッターズのROAのネタバレレビュー・内容・結末

ボンバーマンジェッターズ(2002年製作のアニメ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

特に40話辺りからずっと面白い

行方不明の兄、マイティ
後にマイティは死んだと明かされ塞ぎ込んでしまうシロボン
その後25話辺りでMAXとの決着、そして新章(後半)突入
記憶をなくしたMAXはミスティに拾われ、ゼロと名付けられる。
と思われたが40話付近でゼロとMAXは別個体だったと判明、衝撃的でした。
記憶の中でずっと泣いてるシロボンで記憶を取り戻す“マイティ”
「僕は…マイティ…」
このシーン何度見てもめちゃくちゃ好きです
修行の塔でゼロとシロボンはマイティについて語り合う
ゼロ「お兄さんと会いたいかい?」のあの絶妙な間と雰囲気。このシーンもたまらないです。
またこのあたりからのDr.メカードの悪役っぷりも見所です。
改めてシロボンは、ゼロが“マイティの記憶を持ったアンドロイド”だと知るが、受け入れられない。
そして最終話付近のゼロとシロボンのやりとりも心に来ます、予想以上に大人な心情描写で色々考えさせられます。

7つ目のボムスターはジェッターズバッジなのか、心なのか…どちらとも受け取れる描写も好きです
キャラクターは皆好きです、魅力的です
それでもやはり、後半から登場するゼロというキャラクターは異質です

シロボンの記憶の中でのマイティは頼れる兄
マイティの記憶の中でのシロボンは泣いてばかりで…それを笑顔にすることが出来ない自分

対してシロボンは1話で泣いてる女の子を笑顔にしました

“ボムの力はボムに在らず心に在り”
1話でも最終話でも深い意味が取れます
最終話ではその話の着地点が見事でした。
勇者の光については暈されてますが、続編の為にとっておいたのかもしれません(Blu-rayBOXパンフレットより)

記憶に纏わるSFが好きな方には絶対オススメ出来る作品
前半こそ展開がゆっくりでオムニバス形式のアニメのようですが、間違いなく面白いです
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