ブラジルでスーパースターとなった翼は、新たにヨーロッパ進出を目指していた。 異国の地ブラジルで自分に送られる大声援。 負けを許されない大事なゲームにいどむ翼の脳裏には、サッカー人生の原点となった少年時代のことがよみがえってきた。 子どもの頃も、プロになってからも、試合に勝ちたい、ゴールを決めたいというサッカーへの情熱は少しも変わっていない。 若林、日向、岬、そしてロベルトとの出会いが、翼にとってサッカーを単なるスポーツではなく人生を賭けるべきものに変えたのだ……。
(C)高橋陽一/集英社・エイベックス・テレビ東京