エピソード26
ガラスのエース

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あらすじ
翼のシュートは中西の手から離れ、ゴールへと吸い込まれていく。この大会で初めて中西が許した失点だ。動揺した中西は続けざまに来生から2点目のゴールを奪われ、前半終了。これで自信をつけた南葛イレブンと、冷静さを失った中西とで、後半戦の明暗ははっきりと分かれることに。南葛は翼を中心とした見事な連係プレイで難波ゴールを攻めていき、井沢の3点目、滝の4点目と、順調に点を挙げていく。それは翼の、ゲームメーカーとしての成長の証だった。とどめの5点目を翼が決め、5対1の決勝で試合を終えた。次の試合も勝ち、ベスト4進出を決めた南葛。明和、ふらのも勝ち上がり、残りは一チーム。そして最後の切符を争う武蔵FCのキャプテン・三杉享の秘密を、翼は知ることになる……。
(c)高橋陽一/集英社・エノキフイルム・テレビ東京