エピソード35
淳、死なないで

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あらすじ
翼が意欲を取り戻したことでよりいっそう気合の入る三杉だったが、その心臓は限界に達していた。マネージャーたちが不安げに見守る中、南葛へと攻め込む三杉。しかし、胸の痛みのせいで動きがにぶい。そんな三杉からボールを奪う翼。渾身のシュートが決まった! 同点に追いつき喜ぶ翼。その時、三杉がフィールドへと倒れこんだ。これ以上のプレイは無謀だと選手交代を告げようとする武蔵FCの監督を止めたのは、他ならぬ三杉自身だった。仲間たちに向かい病気であることを告白した三杉は、最後になるかもしれないこの試合で全力を出し切ることを誓うのだった。このことで以前よりも一致団結した武蔵イレブンは、怒涛の勢いで南葛を翻弄する。「この1点、死んでも取る!」ボールへの執念を見せた三杉だったが……。
(c)高橋陽一/集英社・エノキフイルム・テレビ東京