エピソード38
眠れる猛虎・小次郎

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あらすじ
準決勝でふらのに勝利した明和FCだったが、チームの要・日向は過労で倒れたまま病院で眠り続けていた。決勝戦には出場できないかもしれない。日向との対決を心待ちにしていた若林は、その知らせに愕然とするのだった。しかし決勝戦当日、日向は完全復活。深い眠りから覚めた日向が口にしたのは、チームメイトへの感謝の言葉だった。それは、今まで個人プレイに走るだけだった日向が生まれ変わった瞬間であった。 日向が試合に出場する。それはすぐに南葛イレブンにも伝わった。翼たちは日向率いる強敵・明和FCに、チーム一丸となって戦おうと誓い合う。この試合が終われば、翼はブラジルに行ってしまう可能性もある。岬もまた、転校が決まっていた。それぞれの思いを胸に、対決の火ぶたは切って落とされた。
(c)高橋陽一/集英社・エノキフイルム・テレビ東京