エピソード86
若島津・無念の初失点

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あらすじ
準決勝第一試合は日向の出場しない東邦学園と明和東中学の対戦。明和には小学生時代に若島津やタケシ、そして日向とともにプレイしたことのある選手が多数存在する。元チームメイトの動きを完全に読んでいる明和は、序盤からパスカットを連発。得点を奪わないまでもゴールを脅かす明和に、タケシは焦る。結局東邦は無得点のまま前半を終えてしまう。後半に入ってもタケシの焦りは消えず、ゲームメイクに迷いが生じ始めた。そんなタケシにつられたのか、東邦イレブン全体に動揺が走り始める。ここぞとばかりに全員が攻撃に加わった明和は、ゴール前での混戦からこぼれたボールをシュート! かろうじて若島津が弾いたボールをクリアに向かう東邦。しかし明和は全員がかりのスライディングシュートで、貴重な1点を先取したのだった。
(c)高橋陽一/集英社・エノキフイルム・テレビ東京