エピソード87
オリの中の猛虎・小次郎

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あらすじ
先取点を奪われたことで、ベンチ入りしていた日向は思わずグラウンドに駆け出そうとする。それを止めようとする監督に、日向は苛立ちを隠せない。「頼むから勝ってくれ! 決勝には必ず出る!」試合に出ることが出来ない日向の苦しみと願いが、仲間たちに届いた。東邦イレブンは自分たちの底力を見せてやろうと決意を固めるのだった。後半戦に入って、東邦は前半とは打って変わった機敏な動きを見せ始める。弱気になっていたタケシも、明和FC時代の厳しい特訓に耐え抜いた、当時のままの強い精神力を復活させた。シュートコースを読まれても、タケシはとっさの判断でパスに切り替える。それを反町がボレーシュート。他の誰でもない、ベンチにいる日向のための1点がついに決まった。
(c)高橋陽一/集英社・エノキフイルム・テレビ東京