「あたし、ぜったい特賞当てるんだもん!」(あさり) スーパーの福引で特賞のハワイ旅行を手にいれたあさり。憧れの海外旅行にママやタタミも大喜びするが、旅行にいけるのは一名のみ。誰が行くかをめぐって浜野家は大騒ぎする。後半は、自分ばっかりお手伝いするのは不公平だと、あさりが訴えるお話。ママはサイズの違うパイやミルクを用意し、あさりとタタミに選ばせる。
「この声だ! さっきから私の悪口、怒鳴ってる犯人はこいつだ!」(あさり) テストの結果が悪く、落ち込むあさり。見知らぬ男の子にまでバカにされたうえ、ひどい悪口まで言われてしまう。堪忍袋の尾が切れたあさりは、悪口を言った人間を捕まえようと調査を開始。盗まれた靴を手がかりに、犯人の正体をつきとめるが…。後半は、節分の日に鬼役になったあさりが、反撃を試みるお話。
「あさりが70点、そんな馬鹿な」(ママ) あさりが珍しくテストでいい点を取った。だが、ママはクラス委員長になったタタミにばかり構って、ちゃんと話を聞いてくれない。負けていられないと、委員に立候補するあさりだが、飽きっぽい欠点を指摘されてしまう。あさりにピッタリの委員は…? 後半は、石油の値上がりに備え、ママが節約を宣言するお話。
「血と汗と涙は特訓につきものです」(タタミ) タタミが出した子役募集のオーディションに、あさりが合格。二次テストに受かれば将来は大スターになれるかもしれない! おだてられたあさりは、タタミとママによる歌や朗読の猛特訓を受けることに。はたして思惑通り、スターの座を手にいれることができるのか? 後半は、タタミが優しいお姉さんを目指すお話。
「家族そろって健康であることが一番だ」(パパ) ひどい風邪で寝込んだタタミにかわって、あさりがテレビの人気クイズ番組に出演することになった。あさりは初めてテレビに出られると大喜び。しかし、外見はタタミそっくりでも、中味はあさり。優勝どころか失格するかもしれないと、不安になったタタミは…。後半は、ママがスパルタ方式であさりに勉強させようとするお話。
「お雛様を大事にする娘は、きっと幸せな結婚ができるのよ、ママみたいに」(ママ) 今日は楽しいひな祭り。ママはけんかばかりする二人に、今度やったら五目寿司を食べさせないと釘をさす。仲良く遊んでいたあさりたちだったが、うっかり浜野家の家宝であるお雛様を壊してしまう。二人は何とか修理しようとする。後半は、風邪をひいたあさりが、学校を休んでいいといわれ大喜びするお話。
「アヒルとコウモリを掛け合わせてできた、世界に一匹の珍獣なのよ」(ママ) ママが大金持ちの知人から、世界に一匹しかいないという珍獣アオモリを預かった。あさりはエサに間違われた挙げ句、暗くて汚い場所を好むからと部屋を取られてしまう。タタミの部屋を貸してもらうが、ケンカをして追い出され…。後半は、せっかくとった100点のテストを、風に飛ばされてしまうお話。
「女の子だけいけないなんて、そんなの許せるかーっ!」(あさり) お行儀が悪いとママにしかられたあさり。何かにつけて女の子だからといわれるのが我慢できず、パパとママに文句を言いに行く。すると偶然、パパとママが二番目は男の子がよかったと話すのを聞いて大ショックを受ける。後半は、1年間お小遣い抜きになったあさりが、やけになって神様にお願いをするお話。
「自分のことは自分でやんなさいっ!!」(ママ) なんでもやりっぱなしで、部屋も散らかし放題のあさり。世話を焼いていたママも、タタミからこのままだと一人では何もできなくなると指摘され、厳しくしつけようとする。怒ったあさりはアサリを連れて家出するが…後半は、あさりとタタミが金一封につられ、動物園から逃げ出したコブラを捕まえようとするお話。
「マナーを覚えないなら、ディナーには連れてってあげません!」(ママ) ホテルのディナーパーティーに行くことになったママは、恥をかかないようにと、あさりとタタミにテーブルマナーを教え込む。お上品に振舞うあさりたちだが、ごちそうを前にして我を忘れてしまう。後半は、あさりが物置で宝の地図を見つけるお話。パパは今さら、自分の子供のころの落書きだとは言い出せず…。
「カステラよ、小包なの。おいしかったわ」(あさり) 浜野家にカステラが届いた。おなかが空いていたあさりは大喜びで食べるが、実はそのカステラ、間違って配達されたものだった。ママから叱られ、罰として謝りに行くことになるが、届け先の家は見つからない。後半は、あさりが服を買ってもらえず、お下がりばかりなんて不公平だと怒るお話。
「だって、おこづかいすぐなくなっちゃうんだもん」(あさり) おこづかいを使いすぎたあさりは、クレヨンを買うのにお金が足りず、タタミに借金を申し込む。あべこべに貸したお金を返せと迫られ、かわりに絵のモデルになるあさり。無理なポーズばかりを要求され、怒って絵を壊してしまう。後半はパパから花の種をもらうお話。しかし、庭には見られてはいけない秘密があって…。
「あなたみたいな落ちこぼれにとっては、今日っていう日は受難の日ですもんね」(いばら) 今日は授業参観日。ママが来ないように、あさりは嘘の電話をかける。あっさりとバレたうえ、授業中も出来ないくせに手を挙げて、答えを忘れたとトボけようとする。激怒したママは、嘘は良くないと態度で示すが…。後半はママの作る特製料理に、アサリとたたみが散々な目にあうお話。やがて二人に異変が起こる!
「先生がペットに変わるものならなんでもいいって」(タタミ) タタミは宿題のペットの観察を、あさりで済ませてしまう。動物扱いされ怒るあさりは、チョコと引きかえにオタマジャクシのたまちゃんを貸すことに。だが、いっこうに変化のないたまちゃんにしびれをきらしたタタミに手荒く扱われ、たまちゃんは動かなくなってしまう。後半は、あさりが勝手にタタミの自転車を持ち出すお話。
「決めた、ママ整形するわ」(ママ) 町で高校の先輩と再会したママは、見違えるほどきれいになった相手にびっくりする。聞けば全身に美容整形を施したというのだ。年上に間違えられ、内心、しわが増えたことを気にしていたママは自分も整形することを決意。あさりとタタミは自分たちもきれいになりたいと、パパに手術費用として遺産の前渡しをねだる。
「100点取れたのは、きっとこれのおかげだわ」(タタミ) 勉強しなかったタタミが100点を取れたのは、幸運の四葉のクローバーを見つけたからだという。あさりは、さっそくクローバー探しを開始。夢のお告げで手に入れると、勉強もせず遊んでばかり。100点間違いなしと自信たっぷりだったが…。後半は、怒ったママが、注意する代わりにドクロマークを貼る実力行使に出るお話。
「もうダメだ、あたしの初恋はお先真っ暗だ」(タタミ) 秋山くんからデートを申し込まれたタタミ。あさりはママに黙っているかわりにジュースやお菓子をおごらせ、ボートに乗るようタタミをけしかける。ところがタタミは風邪をひいて、デートは中止に。泣き出したタタミに、ママはパパとの思い出を話す。後半は、ママがあさりをスパルタ塾に通わせようとするお話。
「500万円が割れたーっ!」(あさり) パパが知り合いに頼まれ、500万円もするつぼを預かる。盗まれたら大変なことになるため、あさりが寝ないでつぼの番をすることになるが、とうとう睡魔に負けてしまい…後半では、あさりが天使から優等生バッジをもらう夢を見る。タタミは笑うが、ママは正夢に違いないと喜んで、将来のためにとあさりを勉強づけにする。
「怒らない怒らない。短気はソン気、気長に行こう気長に」(あさり) あさりは無理に踏切を渡ろうとして、あやうく電車にひかれそうになる。ママは今度こそあさりの短気を直そうと、ビーズに紐を通すように言いつける。うまくいかずイライラして失敗するあさりに、ママは別のものを勧めるが、どれも面倒な内職ばかりで…。後半は、タタミがママからあさりの家庭教師を頼まれるお話。
「キップは一枚しかないのよ、一人しか行けないの」(ママ) あさりもタタミも人気スター・ハッチの大ファン。ママが福引きでハッチのコンサートのキップを手に入れるが、キップは一枚だけ。けんかしたらキップを破ると言われ、あさりとタタミはじゃんけんで勝負することになる。後半は、隣のクラスの悪ガキ・カンタローのお話。あさりは学校を休んだカンタローのお見舞いに行く。
「父の日なのに、パパに何にもあげられないなんて」(あさり) もうすぐ父の日。おこづかいがなくてプレゼントが買えないため、急いでアルバイトを探すあさり。しかし、どこに行っても断られてしまう。大好きなパパのため、あさりはお金をかけなくても喜んでもらえることを探す。後半は、カゼで苦しむあさりを、死神が迎えに来るお話。追い返そうとするタタミだが…。
「それでも着てなさい」(ママ) 長雨続きで洗濯物が乾かない。泥だらけで帰ったあさりは、さっそくお風呂場に直行。しかし着替えは一枚もなく、ママからざぶとんを着せられてしまう。タタミからからかわれて怒ったあさりは、取っ組み合いのケンカをして、またしても泥だらけになってしまう。後半は、あさりがタタミの野球チームで球拾いをするお話。
「決めた、宇宙飛行士になろう!」(あさり) 自分の将来について作文を書くことになったあさり。何になりたいかと聞かれるが、考えがまとまらず作文は一向に進まない。タタミから宇宙の写真を見せてもらい、感激したあさりは、宇宙飛行士になると決意する。後半は、魔女・タターミの呪いによって、姿を変えられてしまったあさり姫のお話。
「きれいな箱、何が入っているのかな」(あさり) 長雨でカビが発生。おやつ抜きのあさりはお腹がぺこぺこになり、タタミの部屋にあった箱を開けて、中のものを全部食べてしまう。するとあさりは、急な腹痛に苦しみ始める。しぶしぶ病院に向かうと、そこには大きらいな注射が! 後半は、あさりがクラスのみんなに、七夕飾り用の大きな竹を見せると約束してしまうお話。
「お願い、あたしの子になってちょうだい!」(お化け) 鬼ヶ岩で撮ったあさりの写真に、お化けらしきものが写っていた。ママやタタミに、イタズラをした者にはたたりがあると脅かされ、身に覚えのあるあさりは震え上がる。その夜、写真のお化けが本当に現れ…。後半は、留守番をすることになったあさりたちが、食費を浮かして山分けしようとするお話。
「ノー、ワタシノナマエ、エリザベスデス」(エリザベス) 寝ぼけてベッドを壊したあさりに、ママがかわりのベッドを買ってくれた。豪華なベッドが気に入って無理やり一緒に寝たタタミは、夜が明けると、自分をエリザベスだと言い出す。ママとあさりは原因であるベッドを壊し、タタミを元に戻そうとする。後半は、あさりがカナヅチのタタミの水泳特訓を引き受けるお話。
「どうして赤の他人がうなぎで、あたしたちは立ち食いそばなのよ!」(タタミ) ママがうなぎの出前を頼んだ。久しぶりのごちそうに興奮するあさりとタタミだが、お客さん用だとわかってがっかり。ママから昼は駅前で立ち食いそばを食べろといわれ、納得できない二人は、自分たちにもうなぎを食べる権利があると実力行使に出る! 後半は、ひとりで留守番することになったあさりのお話。
「よーし、海のためだ。なんでもやっちゃうぞ!」(あさり) 新しい水着選びに夢中のあさり。だが、ささいなことで言い合いになってタタミが足を捻挫、海へ行くのは延期になってしまう。早く治るようにと、あさりはわがまま三昧のタタミを世話することになるが…。後半は、田舎から届いたスイカを食べまくるあさりの顔に、スイカそっくりの縞模様ができてし
「ケンカする元気があれば夏バテ解消ね」(ママ) 連日の暑さに、すっかりバテ気味のあさりとタタミ。ママは省エネだとクーラーをつけず、家の手伝いを言いつけて二人をこき使う。しぶしぶ買い物に出かけたあさりたちは、少しでも涼しい場所を求めて街中をさまようが…後半は、らりるれ湖で怪獣と遭遇したあさりが、タタミと一緒に証拠写真を撮ろうとするお話。
「地球人のお嬢さん、私はあなた方を心から歓迎します」(宇宙人) スペースシャトルの映像を見て、宇宙旅行に憧れるあさりとタタミ。ゴミ捨て場で古びた望遠鏡を拾い、さっそく夜空の星を観察していると、まぶしい光と共にUFOが出現。さっそく乗り込んだあさりとタタミは、ハンサムな宇宙人にメロメロになってしまう。だが宇宙人は、あさりたちを試食しようと企んでいた!
「どっか変わったとこ行かなくちゃ、作文が書けないよ」(あさり) 作文に四苦八苦するあさり。どこかへ連れて行ってとママにねだるも断られ、良いところだとタタミに案内されたのは、幽霊が出るという恐怖の館。怖くなんかないと意地を張って足を踏み入れたあさりだが、不気味な声に震え上がる。後半は、楽しみにしていた花火大会へ行くために、あさりが必死に宿題をするお話。
「お姉ちゃんの誕生日とあたしの誕生日を交換してくれない?」(あさり) 8月30日はタタミの誕生日。金欠でプレゼントのできないあさりは、アサリのいたずらをヒントに、誕生日を交換してもらうことを思いつく。最初は納得したタタミだが、あさりがプレゼント目当てだと気付いて大変なことに…。後半は、どうしても肌を焼きたいあさりが、海へ連れて行ってもらうお話。
「すごい台風が来るらしいよ」(カケス) 大型台風の接近で、あさりたちは家の補強を手伝うはめになってしまう。材料で工作を始めた二人は、二浪にうまく言いくるめられて街へ。怒ったママは二人を締め出そうとしてドアや雨戸に木を打ち付け、自分も家に入れなくなってしまう。後半は、体調を崩して寝つけないパパのために、あさりがヘンな昔話をするお話。
「この際あたしが徹底的に鍛えてあげる」(タタミ) 新学期が始まった。あさりは夏休みの宿題を出さず、罰として校庭を20周する。心配になったママは、あさりを徹底的に鍛え直すようタタミに頼む。勉強、お手伝い、運動…休みなくしごかれ、あさりはヘトヘトになってしまう。後半は、あさりがイタズラ好きのおばあちゃんにふりまわされるお話。
「カミナリの好物はこれだ、でべそじゃ」(タタミ) 急な雷雨に足止めされたあさりとタタミ。あさりはカミナリは金具に落ちるといって傘を壊すが、反対にカミナリの好物はデベソだとバカにされる。さらに二浪も加わって、カミナリが落ちるかどうか様子を見ることに…。後半は、ママが高校時代に交わした約束を果たすため、あさりとタタミがお見合いすることになるお話。
「食べてるときがいちばん幸せね」(あさり) 食欲の秋。おやつにご飯、デザートと好き放題に食べ続け、あさりはすっかり太ってしまう。痩せさせようと厳しくするママとタタミも、気がつけば食べ過ぎで体重オーバー。パパが食料を管理するが効き目はなく、同窓会に着ていく服がないことにショックを受けたママは、親子そろって断食を開始するが…。
「今年の仮装大会は、生きていた北京原人!」(あさり&タタミ) 明日は年に一度の仮装大会。あさりは前回、いばらに負けた雪辱を晴らすため、タタミと組んだ北京原人の仮装で優勝を狙う。だが、自分の悪口だと誤解したママが、怒って材料費を支給くれない。後半は、田舎のおばあちゃんがくれたローラースケートをめぐるお話。ママは危険だと言ってやめさせようとするが…。
「大会が終わるまで、なるべくママに近づかないほうがいいぞ」(パパ) ソフトボールの試合に出ることになったママ。ピッチャーで4番、そのうえ勝てば買い物券がもらえるとやる気まんまんだ。あさりもお小遣いにつられて練習に付き合うが、常識を超えたハードさに耐えきれなくなり…。後半は、ご先祖様が残した記録帳により、あさりが大天才養成ギプスで猛勉強させられるお話。
「スパルタ英語塾へようこそ」(先生) ママが突然、オーストラリアに移住しようと言い出した。カンガルーやコアラに会えると喜ぶあさりたちだが、それなら英語を話せなきゃだめだと、強引にスパルタ塾の合宿に送り込まれてしまう。後半は、ケーキばかり食べすぎでうんざりのあさりたちが、ママにものすごいケーキをプレゼントするお話。
「会いたい、ついでに結婚してもいい!」(あさり) デート中のいばらに相手がいないとバカにされ、あさりは悔しくてたまらない。何とか見返してやろうと考えていたところ、タタミのペンフレンド・フランシスの写真に一目ぼれしてしまう。不安になったタタミは…。後半は、一人でミュージカルを見に行こうとするママと、連れていってもらおうとするあさりたちのお話。
「がんばれがんばれ女、鍛えて鍛えて、強くな~れ!」(モリ子) タタミとのけんかに連敗続きのあさり。強くなるため鍛えてもらおうと、公園で知り合ったモリ子のナデシコ道場に仮入会する。モリ子は強くなりたかった理由を思い出せとはっぱをかけ、あさりをチカン対策の実地訓練に連れ出すが…。後半は、遠足の準備にはりきるあさりを、タタミが遭難しない訓練でしごくお話。
「発表会にはピンクのきれいなチュチュ作ってもらうんだ」(あさり) タタミに対抗してバレエのレッスンを始めたあさり。発表会には素敵な衣装を作ってもらおうと家でも練習に励むが、習い始めのため役はもらえない。あさりは先生に泣きつき、すぐに出してもらえるというスクールを紹介してもらうが…後半は、子ども扱いされるのがイヤで、あさりがコーヒーを飲むお話。
「こりゃマンモスのせいじゃない、火山の噴火だ!」(パパ) むかしむかしのおおむかし。あさりとタタミはお使いの途中、氷づけのマンモスを見つける。さっそくステーキハウスを開店。あさりがマンモスを掘り出しにいくが、鼻以外はすべて食べつくされていた。店には既にお客さんが押し寄せている。あさりは罠をしかけてマンモスを連れて帰るが、なんと村が全滅していて…。
「ポパイにほうれん草、あさりにタマゴ酒だ!」(タタミ) 風邪をひいたママのため、得意のたまご酒を作るタタミ。隙をみてこっそり味見したあさりは、味見のしすぎで酔っ払ってしまう。タタミはママにばれないように必死でごまかすが、興奮したあさりはさらにたまご酒を要求。やりたい放題で大暴れを始める。後半は、あさりが拾った子犬をこっそり部屋で飼うお話。
「あんたかわいそう。顔は悪いし頭はパーだし、同情したよ」(タタミ) あさりたちに肩を揉んでもらおうとしたママだが、力まかせのマッサージでさんざんな目に遭ってしまう。ママは二人に、相手の立場にたって思いやることの大切さを教える。するとタタミが、あさりに思いやり競争を持ちかける。後半は、山川君の転校で落ち込むタタミのため、あさりが一肌ぬごうとするお話。
「お金つかわないで、どうやってプレゼントするんですか」(あさり) もうすぐクリスマス。プレゼントの条件であるお金がかからないものが思いつかず、頭を悩ませるあさり。一方、秋山君に選んだプレゼントをいばらに横取りされたタタミは、いばらのプレゼントを持ってくれば500円で買い取ると、あさりに約束する。後半は、タタミがあさりに催眠術をかけ、大騒動になってしまうお話。
「今日からあんたたちの身体を鍛えなおしてあげます」(ママ) 寒い日が続き、あさりはママにダウンベストをねだる。家計はママの毛皮のコートのせいで、今月も赤字。一度は断念するが、あきらめきれず、自分たちでダウンを作ろうと水鳥の檻に入り込んで大騒ぎになる。ママが二人に乾布まさつや町内一周マラソンをやらせると、町内会新聞から取材されることになり…。
「あたしだってね、こどもの服ぐらい縫えるんだから」(ママ) ママはあさりたちにドレスをねだられるが、高くてとても手が出ないため、自分で縫うことに。ママには無理だと、あさりとタタミはあきらめ顔。このままでは母親のプライドに関わると、ママはわき目もふらずに作業に取り組む。後半は、あさりが学級新聞に載せてもらうため、みんなのことを観察して作文を書こうとするお話。
「あの寒がりがいたんじゃ、スキーなんてとてもとても…」(ママ) 友達から町内の家族スキー旅行に誘われたタタミ。だが、寒がりのあさりだけ置いていくわけにもいかず、今年も行けそうにない。業を煮やしたタタミは、あさりに耐寒訓練をさせる。 後半は、あさりがタタミに頼まれ、一日だけあや子ちゃんの妹になるお話。だが、妹思いのはずのあや子ちゃんには、隠された一面があった。
「いいえ、あさりちゃんの脳は死んでるんじゃなく、寝てるんです」(天才子) ママはあさりとタタミの成績の差に悩んでいた。あさりの噂を聞きつけた天才子は、あさりの眠っている脳細胞を起こせば、あっという間に成績アップ、大天才も夢ではないとママを説得する。そこでタタミは、意識体転送装置であさりの脳内へ行き、居眠りしている脳みそを起こすことになり…。
「じゃあ、誰が運転するの?」(あさり&タタミ) 今度の日曜は家族ドライブ。だが、パパが接待ゴルフで行けなくなってしまった。がっかりするあさりたち。みんなを驚かせようと、ないしょで免許を取っていたママは運転を買って出るが、信用できないあさりたちは、うまく理由をつけて逃げようとする。後半は、楽しい夢を邪魔されたあさりとタタミがケンカをするお話。
「ブラジャー買ってくれ!」(あさり) 明日は体重測定。下着をバカにされたあさりは、かわいいブラジャーを買って見返そうとする。だが、ママはまだ早いといって取り合ってくれない。あさりはママのブラジャーを持ち出して、グラマーに見せかけようとするが、怒ったママに取り上げられてしまう。
「やっぱりあたし、ここにある本を全部読んだんだわ!」(あさり) 明日、田舎からおばあちゃんが上京する。あさりはプレゼントされた本を読んだとうそをつき、罰として1日で5冊も読むはめになる。パパたちは無理だと心配するが、あさりは突然、本の主人公になりきってせりふを暗唱し始める。 ※同名の劇場公開作品が、TVシリーズのエピソードとして放映されたものです。
「うちにはこれまで死神も来たし、宇宙人も来た…ってことは、もしかしたら悪魔も…」(あさり) パパがニューヨークに転勤することになった。みんなから質問ぜめにされ、まんざらでもないあさり。いばらはみんなの前で恥をかかせてやろうと、お別れパーティーを開き、みんなでプレゼントしようと提案する。最初は喜んだあさりだが、お返しに一人ずつにプレゼントをあげることになり、途方に暮れてしまう。