バンドマンだった主人公・和（なごむ）はバンドが解散になり、同時期に父が入院したという手紙が来て、実家の和菓子屋「緑松」を継ごうと戻ってくるがそこには見慣れない小学生・一果がいて、どういう経緯なのかわからないけれど、父親にこのお店に連れてこられ、父はそのまま行方不明に。
一果は緑松を自分が継ぐと言い、学校に通いながらお店のお手伝いに精を出す。
最初はぎくしゃくしてる一果と和の関係がこれからどう進展していくのか？一果は和が帰って来た事で自分の居場所がなくなってしまうと思っているみたい。緑松の人たちに捨てられないようにと必死で頑張るけれど、そんな一果と和やお店の人たちが優しく見守ってくれてるのがいい。
和菓子の描写もいいし、京都の町並みがいいですね。京都を知ってる人なら登場する場所がどこなのかわかるので親近感も沸いてきますし。
和もおじいちゃんが作る和菓子が大好きすぎて子供の頃は自分も跡継ぎになるんだと思っていたのに、その好きすぎる思いが強すぎておじちゃんや両親は心配していたみたいですね。（作ったお菓子が売れるのに号泣されるのもねぇ～）
そんな和と一果の成長が楽しみだし、毎回綺麗でおいしそうな和菓子が見れるのも楽しみ。(食べたくなっちゃう）一果の父親と緑松との関係も気になるし、親子は再会できるのだろうか…
