エピソード21
第662話 小五郎さんはいいひと(後編)

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あらすじ
傳川と揉めていた3人。兵頭は電話が鳴りやまないと部屋の扉を壊され、電話線を抜かれた事があるという。部屋でクサヤを焼いた時、外から扉をガムテープで目張りされ、外へ出られなくなった坂内。石亀は孫が傳川の部屋の窓をボールで割った事を恨まれて窓ガラスを割られたという。遺体を発見した時、遺体の足につまずいて肘を擦りむいた坂内。兵頭は目覚ましを止めようとして扇風機を倒し、石亀は電灯のヒモを引っ張って明かりを点けたという。コナンはこの状況を聞いて犯人は3人の中にいると確信する。温泉から帰ってきたばかりの3人は自分たちに犯行ができない事を主張して部屋に帰ろうとする。
桐谷は態度の悪い3人を叱り、名探偵の小五郎(恩田)に意見を求めない佐藤刑事、高木刑事にも文句を言う。慌てた恩田は話をはぐらかそうとして桐谷の事をお母さんと呼んでしまう。この言い間違いを聞いたコナンは推理を巡らせ、桐谷の声が大きい事に何か関係があると考える。この後、桐谷の携帯に孫娘からメールが届く。
蘭はメールを覗き込んで驚く。メールには孫娘と赤ん坊の写メが添付されていた。しかも孫娘は結婚していて九州に住んでいると判明。蘭は恩田の話がウソだった事に気付く。この後、コナンはテレビのチャンネルがザッピングされた時の状況を桐谷に確認。桐谷は窓のカーテンを閉めたらザッピングが止まったと説明する。傳川の部屋とテレビがある部屋の距離は近く、話を聞いたコナンは傳川を殺害した犯人のトリックを見破る。
3人の中の誰が犯人かも特定したコナン。推理が正しければ犯人は今も証拠を持っているはずで、コナンは3人の様子を注意深く見つめる。スマートフォンを操作する坂内の指には絆創膏が貼られていた。首辺りに手を当てる石亀の首筋には湿布が貼られ、兵頭は手首に巻いた輪ゴムを外して後ろ髪を束ねる。坂内たちは偽者の小五郎と気付き、強気になって推理を披露しろと恩田に迫る。冷や汗をかく恩田にコナンは本物の小五郎から事件の真相を聞いたとサポートを約束。恩田はコナンの指示を聞きながら、たどたどしく推理を始める。そして解決後、恩田が桐谷に会いに来ている本当の理由も明らかになって…。
blackmonkey
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hikarinokomama
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