エピソード23
第664話 名犬クールのお手柄2

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あらすじ
図書館へ向かうコナン、歩美、元太、哀。途中、光彦は手書きの地図を拾う。地図には4軒の家が描かれ、各家には藤木、香月、大賀、江口と名字も書かれていた。光彦は空き巣が狙っている家と考え、4軒の住人から話を聞く事に。最初に大賀家を訪ね、建築家の大賀則文(おおがのりふみ)、妻の美佐子(みさこ)から話を聞く。コナンは他の3軒を見て則文が動揺している事に気付く。2軒目のイラストレーター、江口珠恵(えぐちたまえ)は特に不審な事はないとコナンたちに伝える。
続いて3軒目の藤木静子(ふじきしずこ)、息子の会社員、弘一(こういち)から話を聞く。コナンは地図を見た弘一の反応に違和感を抱く。最後に香月家を訪ね、コナンたちは昨晩、香月栄太郎(こうづきえいたろう)が米花街道の地下横断歩道の階段の下で頭から血を流して亡くなっていた事を知る。コナンは事故死と殺人事件の可能性があると考える。栄太郎の妻は2年前に他界。警察の応対は娘の佐和子(さわこ)がしていた。
コナンは光彦たちを図書館へ行かせ、自分は現場を見に行く。現場の刑事と鑑識課員の会話に聞き耳を立てるコナン。タバコを吸わない栄太郎の遺体の右手からタバコの匂いがしたが、現場に吸い殻は落ちていなかったという。コナンは則文、珠恵、弘一が同じ銘柄のタバコを吸っていた事を思い出す。コナンは図書館に隣接した公園で光彦たちと合流。光彦たちは名犬クールと飼い主の八木沢浩(やぎさわひろし)と一緒にいた。
光彦は地図を何者かに盗まれたとコナンに報告する。八木沢はクールが栄太郎の遺体を発見した事をコナンたちに教える。さらに地図は八木沢が書いた物と判明。地図はクールを散歩させる時に注意する家を示したもの。大賀家は芝生に入ると美佐子が怒り、江口家はバラに農薬を撒いていて、藤木家は静子が潔癖症で、犬のおしっこを嫌っているという。コナンは地図を盗んだのは栄太郎を殺害した犯人と推理。犯人はどういう理由で書かれたかはわからないが、自分と栄太郎を結びつける地図を警察に見られたらマズイと思って盗んだとコナンは考える。コナンは訪ねた3軒の中に犯人がいると睨んでいた…。
hikarinokomama
(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996