エピソード37
第678話 長崎ミステリー劇場(幕末篇)

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あらすじ
長崎旅行に来た小五郎、コナン、蘭は「グラバー園」を観光する。そこでは坂本龍馬が探偵として殺人事件の解決に挑むという幕末の長崎が舞台のTVドラマの撮影が行われていた。撮影には坂本龍馬役の佐々原京之介(ささはらきょうのすけ)、グラバー役の八田アンドリュー(はった)、妻ツル役の山下紅千代(やましたべにちよ)、鳥丸いね役の七尾双葉(ななおふたば)、曽根屋忠兵衛役の漣兆次郎(さざなみちょうじろう)、そして監督の榊原圭介(さかきばらけいすけ)、助監督の岸村隆平(きしむらりゅうへい)、カメラマンの中根昭和(なかねあきかず)、小道具係の迫田一臣(さこたかずおみ)らが参加していた。
このドラマはスランプ中のベテラン脚本家、巽耕作(たつみこうさく)のオリジナル作品。脚本は半分もできておらず、犯人がわからないまま撮影を始めたという。この後、撮影現場にプロデューサーの大木泰三(おおきたいぞう)が慌てた様子で現れる。ホテルで執筆していた巽が逃げ出したのだ。困った大木はドラマの中で起きる殺人事件の犯人を推理して下さいと小五郎に依頼。小五郎たちは巽が宿泊していたホテルに行ってドラマ資料に目を通す。この時、コナンはクローゼットの奥の壁に新聞や雑誌記事の切り抜きが貼られている事に気付く。それは美術品の窃盗団に関係した記事ばかりだった。
翌朝、コナンたちはガイドを買って出た双葉と共に巽がドラマの取材で訪れた観光地を巡る。この時、双葉は巽を見つけるが、すぐに姿を見失ってしまう。この後、巽は脚本の続きを大木に送ってくるが、犯人はまだ明かされていなかった。そして、この脚本に沿って「九」というダイイング・メッセージを残すシーンが撮影される。脚本の続きには新しい登場人物が出てくるが、他に役者がいないため、榊原たちに頼まれた蘭がお貞という重要な役を演じる事に。そのお貞のセリフには「数字が全てを解決する」という変なものがあり、コナンは名前に数字が入っている役者やスタッフが多い事に気付く。コナンは脚本のセリフは巽のメッセージと考え、失踪した理由が関係していると推理する。この後、迫田が何者かに殴られる事件が発生。犯人を聞かれた迫田は蘭を指差して意識を失う…。
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えっちゃん
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