エピソード27
第750話 海に裏切られた男

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あらすじ
コナン、元太、光彦、歩美、哀は阿笠博士と共に海に遊びにやってくる。元太、光彦、歩美が寝ているコナン、哀を置いてヨットハーバーへ来ると、そこには大型クルーザーが停泊していた。そこにホテルのコックが豪華な料理を運んでくる。元太たちが料理に羨ましそうに眺めていると、クルーザーの船室から子犬のコロを抱いた滝口奈央と滝口幸太郎が現れる。奈央たちは元太たちに気付き、クルーザーで一緒に食べようと誘う。その頃、起きたコナンと哀はいなくなった元太たちを捜していた。
そして、コナンと哀はクルーザーの甲板で料理をがっつく元太たちを発見。コナン、哀も奈央に誘われて料理をご馳走になる事に。55歳の幸太郎と34歳の奈央、歳の離れた2人は半年前に結婚。幸太郎は仕事が忙しく結婚に縁がなかったという。泳ぎの話題になると、幸太郎はこの歳までカナヅチだったが、自宅のプールで特訓して泳げるようになったと嬉しそうに語る。奈央はタブレット端末を取り出し、幸太郎が泳ぎの練習をする映像を皆に見せる。最初、幸太郎はビート版を持ってバタ足の練習をしていたが、最後は颯爽とクロールを泳いでいた。この時、コナンはコロの首輪がさび付いている事に気付く。
この後、コナンたちは阿笠がいる海水浴場に戻り、海に入って遊ぶ。すると幸太郎のクルーザーが港を出てコナンたちの正面の沖で停まる。幸太郎はコナンたちに手を振った後、海パンになって海面へと飛び込む。だが、幸太郎はクルーザーから10m程離れた場所で溺れ出し、コナンたちは泳いで助けに向かう。奈央も溺れる幸太郎に気付いて海に飛び込むが…。この後、コナンたちは幸太郎が搬送された病院に向かうと、そこでは幸太郎の会社の秘書室長の片桐涼一と長井刑事が話していた。
片桐は泳げない幸太郎が海に飛び込むはずがないと長井に訴え、光彦は特訓して泳げるようになったと教える。コナンは幸太郎の容態が気になって確認。幸太郎は先ほど死亡が確認されたという。片桐は奈央が財産目当てで結婚して何かしたと事件を疑い、事故かどうかしっかり捜査してほしいと長井に頼む。この後、コナンたちは警察署で奈央と再会。歩美は奈央のネックレスがない事に気付き、奈央は幸太郎を助ける時に切れて海に沈んだかもしれないと答える。
奈央は泳げるようになったとはいえ、もっと注意すべきだったと幸太郎の死に責任を感じていた。長井は幸太郎が泳げたのかを奈央に確認。奈央はタブレット端末を取り出し、幸太郎が泳げるようになった練習風景の映像を長井に見せる。この後、コナンは光彦がずっと海で撮影していたビデオカメラの映像を確認。そこには溺れる幸太郎の姿も映っていた。コナンはこのビデオカメラの映像を見て幸太郎が溺れた理由、そして事故なのか事件なのか、その真相に辿り着く…。
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