エピソード30
第753話 シェアハウスの死角

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あらすじ
蘭は空手部の先輩、矢島弥生が住んでいるシェアハウスに遊びに行く。午後7時、蘭と弥生、住人の川上靖子がいる1階の共用スペースに住人の鈴木秀久、続けて加納克子が入ってくる。鈴木は克子に覗き魔とウソを言いふらされ、ハウスからの退去を余儀なくされたらしく、鈴木と克子は言い争いを始める。弥生が仲裁に入った後、靖子はアイスケーキを勧める。克子は後で食べると言い残し、タップダンスの練習のために自分の部屋へ。克子のダンスは家中に響き、真下の部屋の靖子は迷惑していた。
この後、弥生は風呂に入り、鈴木は自分の部屋へと戻る。このシェアハウスには色々なルールがあり、住人は自分の持ち物に名前のシールを貼る決まり。イスもゲスト用のモノが用意されていた。7時30分前に弥生は風呂から出て、今度は靖子が風呂に入る。蘭と弥生が話していると風呂場の靖子から弥生の携帯に着信。それは克子が食べ頃の15分を過ぎても来なかったらケーキを冷蔵庫に戻して欲しいという内容で、弥生は冷蔵庫から克子のケーキを取り出す。15分後、弥生は克子のケーキを冷蔵庫に戻し、克子からお金を借りている事を蘭に打ち明ける。父親が急死したため、仕送りが少なくなったという。
8時少し前に靖子は風呂から上がってくる。その時、玄関の呼び鈴が響く。小五郎とコナンが蘭を迎えに来たのだ。その直後、2階から鈴木の叫び声が聞こえてくる。コナンたちが2階に行くと、克子は自分の部屋で首から血を流して絶命していた。コナンは近くに落ちている血の付いたナイフ、克子のシールが貼られたペットボトルに目を留める。この後、駆け付けた目暮警部と高木刑事が捜査を開始する。
克子が殺害されたのは7時から8時の間で、鈴木は今朝、伝言板に克子から「午後8時前、あなたの部屋に伺います。話をつけましょう」と自分宛の伝言が書いてあったと証言。だが、8時になっても克子は現れず、鈴木は克子の部屋に行って遺体を発見したという。コナンは共用スペースの扉の横の観葉植物が動かされた痕跡に気付く。床には土が落ちていた。鈴木が無実を主張すると、蘭は弥生と靖子はこの事件に関係ないと訴える。蘭は弥生と靖子が風呂に入った以外は共用スペースにいたと証言する。この部屋には廊下が見えるガラス扉があるが、蘭は2人が風呂から2階に行く姿を見なかったと訴える。
コナンは冷蔵庫の中にある克子のケーキに注目。コナンは弥生、靖子からケーキの話を聞いて違和感を抱く。この後、コナンは風呂場も調べ、風呂場前の廊下の床に付着したシャンプーに気付く。続いてコナンは2階を調べ、昨日まで壁に絵が飾られていた事を知る。壁からは釘が出ていた。その直後、高木は鈴木の靴箱に隠した血で染まったタオルを発見。目暮は重要参考人として鈴木を警察署に連れて行こうとするが…。コナンは集まった皆の背中を見て、犯人と克子を殺害したトリックに気付いて…。
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えっちゃん
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