エピソード01
謹賀新年 毛利小五郎

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あらすじ
正月の昼間、小五郎はサングラスをかけ、人目を避けるように喫茶「ポアロ」に入ってくる。この日、小五郎は厄介な奴らに追われていた。小五郎は自分がここに来ている事を伏せて欲しいとウェイトレスの梓に頼む。その時、窓の外に追っ手のシルエットが浮かび上がり、小五郎は急いでトイレへと逃げ込む。梓は追っ手に小五郎の事を訊かれ、思わずトイレにいると口走ってしまう。
小五郎は慌てて窓から外へと逃げ、新たに自分の身を隠す場所を探す事に。小五郎を追っているのは謎の5人。次に小五郎がやってきたのは競馬場だった。木の葉を隠すなら森の中、小五郎は人混みに紛れれば見つからないだろうと考える。だが、安堵したのも束の間、観客席に「米花町からお越しの毛利小五郎様、5番ゲートまでお越し下さい」というアナウンスが流れる。すでに追っ手はここまで来ているのだ。小五郎は呼び出しを無視するが、周りの人たちに気付かれ、逃げるように競馬場を後にする。
小五郎はこの日の深夜0時まで逃げ切れば良く、友人に電話をしてこれから麻雀をしようと持ちかける。すると友人は小五郎を捜している連中から連絡があった事を明かす。小五郎と会う事になったら連絡して欲しいと頼まれたという。小五郎は慌てて電話を切り、追っ手も知らない自分だけの隠れ家へ。それは小五郎が最近見つけたカフェ「ラウル」だった。小五郎は食事をしながら奴らをやり過ごす方法を考えようとするが、そこに蘭と英理がやってくる。コナンが小五郎の机から店のマッチを見つけて蘭に教えてしまったのだ。小五郎は蘭と英理に気付かれそうになり、そそくさと店を出て行く。
車を運転中、小五郎は沖野ヨーコの主演映画のポスターに気付いて映画館に入る。上映中は暗闇、休憩中はトイレに隠れれば0時までやり過ごせると考える小五郎だったが…。日売テレビの女子アナウンサーが突然取材を始めてすぐに小五郎を見つけてしまう。追っ手の5人は街頭テレビに流れる生中継の映像を見ていた。小五郎はすぐに映画館を出て、身を隠す場所を考える。そして、小五郎は追っ手が来る可能性が極めて低い場所を思いつくが…。
(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996