エピソード14
第817話 消えたフィアンセ

拍手:7回
あらすじ
小五郎は鳥海春樹から失踪した婚約者の川口元子を捜して欲しいと依頼される。元子は忽然と姿を消し、電話にも出ないという。鳥海は鳥海コンツェルンの御曹司だった。OLの元子にとって、将来が約束された鳥海との結婚は玉の輿。鳥海はそれを棒に振ってまで失踪する理由がわからず、元子が事件に巻き込まれているかもしれないと心配する。小五郎、コナンは元子のアパートを訪ねてみる事に。
アパート大家の勝子は3日前の夜、元子から急に引っ越す事になったという電話があった事を小五郎に教える。その翌日には運送屋が来て、元子の荷物を全て運び去ったという。勝子は元子に依頼された運送屋が部屋の鍵を持ってきたため、何も不審に思わなかったのだ。次に小五郎は元子の勤務先に連絡する。上司によれば、元子は3日前の夜、電話をかけてきて、突然辞めると言ってきたという。
小五郎たちが元子の部屋にいると、友人の須田久美が現れる。久美は元子の引っ越しを知らなかったと告白。3日前の夕方、街で偶然会った時も元子はいつも通りだったという。久美はその時、元子が寺門しげみに会いに行くと話していた事を小五郎に教える。しげみは米花住宅で独り暮らしをする老人。元子はしげみの事を心配し、ちょくちょく部屋を覗いていたという。小五郎とコナンは最後の接触者かもしれないしげみに会いに行く事に。
しげみは小五郎が探偵だと名乗ると一瞬動揺する。しげみにとって元子は恩人。1年前、元子はめまいがして通りでうずくまるしげみを心配して声をかけてくれたのだ。それ以来、元子はちょくちょく様子を見にきてくれるという。だが、しげみはここひと月ほど、来ていないと証言。小五郎が3日前に来なかったか訊ねると、しげみは話を遮ってドアを閉める。その時、隣人の宇野光江が小五郎に声をかけてくる。光江によれば、3日前にも元子はしげみの部屋に来ていたという。
光江はしげみが元子に困り果てていた事を小五郎に教える。最初は元子に感謝していたしげみ。だが、途中から元子はしげみにお金をたかるようになったという。光江は元子の話をした時のしげみの憎悪に満ちた目にゾッとした事を明かす。この後、小五郎は裏手に回って、しげみの部屋の様子を撮影。しげみは居間で松尾竜二と話していた。小五郎は元子のアパートに戻り、大家の勝子に撮影した写真を見せる。小五郎の予想通り、元子の荷物を運び出した運送屋は松尾だった。
小五郎はしげみが元子を殺害し、協力者の松尾が後始末を手伝ったと推理。小五郎は今回の失踪事件の真相に辿り着いたと自信満々だった。だが、コナンは捜査がうまく行き過ぎた事に違和感を抱いていた。この後、しげみたちは狂言殺人だった事を白状する。だが、事件はそれで終わらなかった…。
blackmonkey
このコメントはネタバレを含みます
えっちゃん
Anne
だるま
(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996