ドラえもん 2015年の38の情報・感想・評価

エピソード38
第745話 初売りドライ・ライト/第746話 百人一首にアンキパン/第747話 オンボロ旅館をたて直せ/第748話 雪でもポカポカ! エアコンフォト
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あらすじ
「初売りドライ・ライト」 のび太が部屋でストーブに当たっていると、ママが入ってきて、「あちこちの部屋でストーブをつけておくのはもったいない」とストーブを消してしまう。地球にある資源は大事に使わないと無くなってしまうのだと言われたのび太は、石油が無くなってしまったら大変だと大あわて。 その様子を見たドラえもんは、ポケットから何やら光る塊を取り出す。これは『ドライ・ライト』と言い、22世紀で使われている新しいエネルギーで、太陽光線のエネルギーをドライアイスのように固めたものだという。 実は、夏の強い日光を地底にためておいたというドラえもん。家の裏から地面の中に入ると、そこにはドライ・ライトの鉱脈(こうみゃく)が広がっていた。 電灯にもカイロにもなるドライ・ライトの便利さに目をつけたのび太は、会社を作ってドライ・ライトを売り出そうと考える。反対するドラえもんだったが、もうかればどら焼きが食べ放題だとそそのかされ、よろこんでみんなにドライ・ライトを売りに行くが…!? (てんとう虫コミックス ドラえもん 33巻「地底のドライ・ライト」より) 「百人一首にアンキパン」 ジャイアンから、明日の町内のカルタ大会で優勝するために、百人一首(ひゃくにんいっしゅ)をすべて覚えてくるようにと言われたのび太。百人一首がどんなものなのかも知らなかったのび太は、ドラえもんにアドバイスをもらい、必死で覚える。 ところが翌日、必ず優勝するために出木杉としずかとチームを組むと言い出すジャイアン。怒ったドラえもんは、のび太とスネ夫の3人で別のチームを組んで大会に出ようと言い、ポケットから『アンキパン』を取り出す。 このパンに読み札と取り札を写して食べれば、覚えることができると聞き、大よろこびするのび太とスネ夫。3人はさっそく手分けしてパンに札を写し、食べ始める。途中、ドラえもんが出した『おざしきゲレンデ』で運動し、少しでもお腹を空かせながら、必死に食べ続けるのび太たち。 しかも、トイレで出してしまうと、覚えたことも忘れてしまうため、トイレにも行かずにがんばる3人。最後はむりやり口の中に押し込み、どうにか大会へと挑むが…!? 「オンボロ旅館をたて直せ」 パパにおこづかいの値上げを頼んだものの、ダメだと断られたのび太は、家出を決意。ドラえもんにも止めてもらえず、家を飛び出したのび太だったが、行く当てもなく、途方に暮れてしまう。 そんなのび太が古いホテルの軒先で雨やどりをしていると、中から出てきたホテルの主人に、このホテルに泊まるよう強引に誘われる。しかたなく部屋に入ったのび太だったが、部屋はきたなく、お風呂のお湯も出ない。食事は主人が出前のラーメンを取ってくれるが、お金のないのび太には払えない。困ったのび太はここで働かせてほしいと頼むが、仕事は無いと断られてしまう。 聞けば、客が来ないためお金もなく、部屋をきれいにすることもできず、ガスも電気も電話も止められているらしい。同情したのび太は、お給料は要らないから働かせてほしいと申し出、お客さんを探しに出るが、来てくれる人はなかなか見つからない。 ところが、しばらくするとひとりの客がやってきた。しかも突然、ホテルの中が高級ホテルのように様変わりして…!? (てんとう虫コミックス ドラえもん 32巻「オンボロ旅館をたて直せ」より) 「雪でもポカポカ! エアコンフォト」 寒い冬の日、のび太が布団にくるまったままおやつを食べていると、ジャイアンが訪ねて来る。野球チームが最下位だったことに腹を立てたジャイアンは、みんなの根性をきたえるため、シャツ一枚で寒中トレーニングをしようと言うのだ。 のび太がふるえながら準備をしていると、ドラえもんがのび太に向かってカメラのようなものをかまえ、シャッターを押した。そして、出てきた写真を毛布にくるんだところ、のび太の体が温かくなってきたからビックリ! 実はこれは『エアコンフォト』というひみつ道具で、これで写した人がどこにいても、体は写真のある場所と同じ状態になるのだという。 それを聞いたのび太は、大よろこびで空き地へと向かう。みんなが寒がる中、ひとり元気なのび太は、はだかになっても大丈夫だとジャイアンを挑発(ちょうはつ)。乗せられたジャイアンは、みんなに上半身はだかになるようにと言い、一同は雪降る中を走ることに…。 ところがしばらくすると、のび太がふるえ出して…!? (てんとう虫コミックス ドラえもんプラス 5巻「エアコンフォト」より)