エピソード19
第1011話 イロガラドラえもん/第1012話 海に入らず海底を散歩する方法/第1013話 22世紀で夏休み
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あらすじ
「イロガラドラえもん」
ある日、のび太が学校から帰ると、のび太の部屋に何やら花柄(がら)の大きな丸い物体があった。おそるおそる近づいてみたところ、それはなんと、うずくまって泣いていたドラえもんだったからビックリ! あまりにもおどろいたのび太は部屋中を逃げ回り、のび太を追いかけていたドラえもんは、ランドセルにつまずき、その拍子(ひょうし)に、中からのび太の0点の答案用紙が飛び出してしまう…。
その直後、つまずいたドラえもんが答案用紙の上に落下。すると今度は、なんと0点柄のドラえもんになってしまった! その後も、のび太がドラえもんをスポンジであらおうとしたところスポンジ柄に、タワシであらったところタワシ柄になってしまう…。
ドラえもんによると、ドラミに送ってもらったロボット用のつや出しワックスをぬったところ、なぜかふれたものの色や柄がうつってしまう身体になってしまったのだという。実はドラミが自分に送った、手軽にオシャレを楽しめるロボット用の『インスタントファッションワックス』が配送ミスでドラえもんにとどいてしまったのだ。
そんなことは知らないドラえもんは、その後も木目柄になったり、ジャイアンの洋服柄になったり、ハート柄になったりと、次々とふれたものの柄に変身してしまい…!?
「海に入らず海底を散歩する方法」
夏休み、四丈(よじょう)半島の別荘(べっそう)にいるスネ夫から、のび太のもとに手紙がとどく。スネ夫はジャイアンやしずかといっしょに別荘での日々を満喫(まんきつ)しているらしく、中には楽しそうな写真とじまんばかりの手紙が入っていた。それを見たのび太は、くやし泣きしながら、「海に入らずに海底散歩がしたい!」と言い出す。
そんなのび太をかわいそうに思ったドラえもんは、『どこでもドア』で四丈半島へ行こうと提案(ていあん)。ところが、泳げないのび太は、「海に入らずに海底散歩したい!」と言い出す。それを聞いたドラえもんは『水よけロープ』を取り出した。このロープを切って輪にして結び、その中に入ると、水をよせつけなくなるので、泳げない人でも海底散歩を楽しむことができるのだ。
どこでもドアで四丈半島に着いたのび太たちは、さっそく水よけロープを使って、海底を散歩することに。海中の美しい景色に大よろこびののび太だったが…!?
「22世紀で夏休み」
「1日くらい、22世紀に帰ってゆっくりしたら?」とドラミにさそわれたドラえもんは、のび太のことを心配しつつ、ひさしぶりに未来にいるセワシのもとに里帰り。ふだんはのび太の世話でつかれているだろうから、ここではのんびりしていってとセワシに言われたものの、ドラミも出かけてしまい、することもなく落ち着かないドラえもん。
そこで、夏休みの宿題でロボットを作るというセワシを手伝うことに。安物の部品しかないとなげくセワシに、おもちゃに液(えき)をたらすだけで本物のロボットに育ってくれるという『キカイソダテール』を取り出す。ところが、液のかけすぎで、ロボットが育ちすぎてしまい、ヨボヨボになってしまった…。
その後も、ドラえもんの出す道具ではうまくロボットを作ることができず、あきれたセワシから、「お願いだから休んでいて」と言われてしまうドラえもん。それでも、ついついセワシに手をかしたくなってしまい…!?