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「見たままスコープ」 お正月。まとめておいたお年玉をどこかになくしてしまったのび太は、家中をさがしてみるが、一向に見つからず、途方(とほう)にくれてしまう。しかも、ドラえもんからあずかっていた分までなくなってしまったと聞いたドラえもんは大激怒(げきど)! 今日はまだ外に出ていないため、もし外で落としたのだとしたら昨日のはずだが、のび太は昨日どこで何をしたかをおぼえていないという。あきれるドラえもんだったが、昨日のことを思い出す道具はないかと聞かれて、『見たままスコープ』を取り出す。 これを使うと、過去(かこ)に見た光景が、記憶(きおく)の底からほり起こされて、映(うつ)し出されるのだという。さっそく、昨日外出した時間に合わせて頭にかぶってみたところ、スクリーンに外出していくのび太の視点(してん)が映る。 しばらく見ていくと、道に落ちているキャラメルの箱を拾ったらカラでガッカリしたり、犬のケンカを見に行ったところ追いかけられて転んでしまったり、土手ですべり落ちてしまったりと散々で…!? 「ペットペン」 ママにペットを飼(か)いたいとお願いするものの、またもやダメとことわられてしまうのび太。その様子を見たドラえもんは、今回がことわられて100回目だと言ってクラッカーを鳴らすと、100回記念として『ペットペン』を取り出す。 このペンで紙にネコや犬を描(か)くと、紙が動いたりほえたりして、そのままペットになるというのだ。それを聞いたのび太は、大きな犬を飼いたいと言って、さっそく絵を描き出すが、あまりにてきとうな絵だったため、ドラえもんは絵の上に吸(す)い取り紙をのせて、犬の絵を消してしまう。 ドラえもんに言われ、今度は図鑑(ずかん)を見ながら、コリー犬を描いてみるのび太。すると、絵が立ち上がり、のび太にすりよってきた。そして、おなかが空いている犬に、ペットペンで紙に描いた肉を食べさせたところ、大よろこびで食べ始める。 絵に描いた犬ならとママから許可(きょか)をもらえたのび太は、紙の犬にラッシーと名付けてかわいがることに。ところが、ラッシーは飼い主であるのび太の性格(せいかく)にそっくりで…!?
「フエール銀行」 あっという間にお年玉を使ってしまい、大泣きするほど後悔(こうかい)するのび太。その様子に同情したドラえもんは、ひみつ道具の『フエール銀行』を取り出す。 ドラえもんによると、このフエール銀行にお金をあずければ、1時間ごとに一割(わり)の利子がつくのだという。10円あずければ1時間後には11円になると言われたのび太は、たったの1円かとガッカリするが、1日経(た)てば約100円、1週間あずけっぱなしだと9千円くらいになると聞き、大よろこび! さっそく10円をあずけたのび太は、フエール銀行の通帳をしずかたちに見せに行くが、ジャイアンとスネ夫からたったの10円だと笑われてしまう。それに対し、1時間ごとに一割ふえていくから計算してみたらと言い残し、本屋やおもちゃ屋などほしいものをのぞきに行くのび太。 その後、しずかたちもフエール銀行にお金をあずけたいとやってくる。ドラえもんから、一定期間お金を引き出せない定期預金(よきん)なら、利息が1時間二割になると聞いたスネ夫は、ありったけのおこづかいを一年間あずけると言い出すが…!? 「透視シールで大ピンチ」 学校から帰るとちゅう、のび太と話していたしずかだったが、出木杉に声をかけられると、二人でコソコソと楽しそうに話し始める。のび太は何を話しているのか気になるが、しずかからヒミツだと言われてしまい、面白くない。 そんな中、ママからおじさんにお礼のお手紙を書くよう言われたのび太は、封(ふう)をした後に、自分の名前をまちがえてしまったかもしれないと言い出す。そこで、ドラえもんが取りだしたのは『透視台と透視シール』。この『透視シール』を表面にはると、その中身を『透視台』に映(うつ)し出してくれるのだという。 映し出された名前は、ビミョーにまちがえていたのだが、気にしないというのび太にあきれるドラえもん。一方ののび太は、ドラえもんから透視シールをたくさんもらうと、次の日、学校の昼休みに、出木杉のノートの表紙に透視シールをはっていく。出木杉の宿題を映し出し、それを写そうと思いついたのだ。 ところが、宿題だけでなく、しずかとの交換(こうかん)日記が映し出されて…!?
「なんでもひきうけ会社」 ドラえもんのひみつ道具を使って大もうけをしようと考えたのび太は、何でも引き受ける会社を立ち上げたいと言い出す。それを聞いたドラえもんは、とんでもない!と大激怒(げきど)。ところが、のび太はドラえもんがいないすきに、『スペアポケット』から勝手に道具を取り出し始める。 まず、『かべ紙会社』を取り出したのび太は、カンバン部分に「なんでもひきうけ会社」と書きこむと、空き地の横の神成さんの家のかべに、そのかべ紙をはりつける。そしてかべ紙に描(か)かれているとびらから中に入ると、そこには広いオフィスが! その後、社員が必要だと考えたのび太は、しずかをさそいに行くと、社長秘書(ひしょ)にしてあげると声をかけ、二人でふたたびオフィスへ。宣伝(せんでん)のために、『もはん広告(こうこく)ペン』と『万能(ばんのう)コピー』で作ったチラシを空から配ることにするが、そのチラシがドラえもんに見つかってしまう…。 大あわてでオフィスにもどったのび太は、『ガードマンロボット』を取り出し、ドラえもんが中に入らないよう命令するが…!?
「オバケタイマー」 最近、朝起きられずにちこくしてばかりのジャイアンは、のび太といっしょにろうかに立たされてしまう。そのせいできげんの悪いジャイアンから、朝起きられないのはのび太のせいだと言われ、ズタボロにされたのび太は、くやしくてしかたがない。 家に帰ったとたん、先生から電話を受けたママに、すぐに宿題をして、夜はさっさと寝(ね)なさい!とおこられるが、気落ちしたのび太はそんな気分ではないから5分だけ休ませてと言って寝転んでしまう。 その様子を見たドラえもんは、時計のようなものを取り出すと、タイマーを回して、寝転がっているのび太のまくら元へ。5分後、時計のとびらからオバケが飛び出し、のび太の周りを飛び回って「宿題やれ~」とせまってきたからビックリ! あわててつくえに向かうのび太だったが、手を止めるたびにオバケに注意され、どうにか宿題を終わらせたところ、そのオバケは消えてしまった! ふとのび太がその時計を手に取ったところ、これが『オバケタイマー』というひみつ道具ということと、その使い方が書いてあり…!? 「みせかけ落がきペン」 庭で一人、ブロック塀(べい)に向かってドッジボールの練習をしていたのび太だったが、キャッチに失敗してしまい、ボールは部屋の中へ…。しかも、テーブルの上にあったツボにぶつかり、こなごなにわれてしまった! のんきなのび太は、大したものではないと思い、ねんのためにママに聞いてみたところ、そのツボはとても貴重(きちょう)で高価(こうか)な上、パパが知り合いの人からあずかっているものだということがわかったから大変! 大あわてでドラえもんをさがし、『復元(ふくげん)光線』を出してほしいとたのみこむが、なぜかドラえもんは無反応(はんのう)…。しかも、頭を触ろうとしたところ、手がすりぬけてしまったからビックリ! のび太がドラえもんだと思っていたのは、どら焼きを見張るために描いた、ドラえもんの落がきだったのだ。『みせかけ落がきペン』を使って描けば、どんなにヘタな絵でも、本物に見えるのだという。 復元光線がこわれていたため、ママに見つかる直前、みせかけ落がきペンを使って危機一髪(ききいっぱつ)ごまかすことに成功するが…!?
「いれかえ表札」 成績(せいせき)のことで先生がママに会いに来ることになり、落ちこむのび太。それを聞いたドラえもんは、しかられたほうがのび太のためだと言い放つと、読んでいた本を出木杉に返しに行くと言って部屋を出ていく。 その直後、のび太の部屋のまどから見える風景が一瞬(いっしゅん)にして変わったため、のび太がまどから顔を出したところ、そこにはいつもと同じ風景が広がっていた…。それと同時に、ドラえもんがさっきとは別の本を手にもどってくる。 だが、ドラえもんはすぐにまた部屋を出ていくと、ポケットから出した『いれかえ表札』に「わがし屋」と書き、「野比」の表札を外して、それをはり付ける。そして、なぜか「どら焼きください」と言いながら、家の中に入っていく。それを見たのび太がおどろいていると、家の中がなぜかわがし屋さんになっていたからさらにビックリ! しかも、どら焼きを買い終えたドラえもんが表札を「野比」にもどしたところ、家の中も元の野比家にもどっていて…!?
スネ夫の家にそれぞれのお宝を持って集まったのび太たち。人気野球チームの優勝(ゆうしょう)記念バッドや、カードコレクション、限定発売のお人形など、それぞれがじまんのお宝を持ち合う中、スネ夫は、伝説のアイドルが引退(いんたい)コンサートで使ったというマイクをじまんげに披露(ひろう)する。 そんな中、のび太が持ってきたのは、だれも知らないキャラクターのバッジ。もうどこにも売っていないものだと言いはるのび太だったが、ほしい人がいないのなら、価値(かち)のないガラクタだとバカにされてしまう…。 そんなのび太に、同情(どうじょう)したドラえもんが取り出したのは、『そくせきお宝箱』。この宝箱の中に入れると、どんなものでもお宝になるというのだ。ためしに、のび太が持っていたもう書けないペンを宝箱の中に入れてみることに。 ちょうどその時、今日返ってきたテストを見に、ママが部屋に入ってくる。宝箱を見つけたママは、その中にテストをかくしたのだと思い、箱を開けてしまう! すると、中に入っていたペンを見るなり、「こんなお宝をかくしていたなんて!」とうっとりして…!?
昼間からゴロゴロしたり、何をするにもうわの空だったり、ダンボールで作った耳をつけてかがみをのぞいてみたり…と、ドラえもんの様子がどこかおかしい。心配したのび太が聞いてみたところ、近所に住むかわいいネコを好きになってしまい、なやんでいるのだという。 のび太は笑うのをこらえながらも、相手はどう思っているのか聞いてみるが、ドラえもんははずかしくて言えないでいるらしい。そこでのび太は、とにかく相手の気持ちを聞いてみようと、すっかり恋(こい)の病気にかかってしまったドラえもんを外に連れ出すことに。 思い切ってそのネコに声をかけるドラえもんだったが、その直後に走り出し、部屋へともどると、取り出したヤスリで体をけずろうとしたからビックリ! のび太があわててヤスリを取り上げると、今度は小づちで自分の頭をたたき始める。ふたたびのび太に止められたドラえもんは、「どうせボクなんてダメなんだ…」と頭を抱えて…。 のび太が理由をたずねたところ、相手のネコから「デブはイヤ」と言われてしまったのだという。それを聞いたのび太は、落ちこむドラえもんをはげますが…!?
スネ夫の家によばれたのび太たちは、北海道旅行でタラバガニを食べているビデオを見せられながらじまんされ、ぐったり…。家に帰ると、ママから今日のご飯はカニだと言われ、大よろこびするのび太だったが、カニサラダやカニチャーハンに入っていたのは、本物のカニではなくて、カニ風味のかまぼこだった…。 ガッカリしたのび太は、ドラえもんに本物のカニを出してほしい、一度でいいから思いっきりカニを食べたいと泣きつく。こまったドラえもんがポケットをさぐってみたところ、未来デパートの抽選券(ちゅうせんけん)のたばが出てきた。 すべてハズレだったというドラえもんだが、券をよく見てみたところ、ハズレ券10枚(まい)でタラバガニ食べ放題が当たるダブルチャンスがあることが判明(はんめい)! さっそく申しこんでみることに。すると、タイムホールが開き、カニロボットがあらわれる。 このカニロボットと勝負して勝てば、豪華(ごうか)タラバガニ料理が食べ放題になると言われたのび太は大ハリキリで、ジャイアンやしずかにも声をかける。そして、バーチャルスタジオで、ジャイアンとカニロボットの勝負がスタートするが…!?
「うら山の無敵(てき)城」 スネ夫の家の庭で、全国にある有名なお城のジオラマを見せられながら、それぞれのお城の説明を聞くのび太たち。現存(げんぞん)12天守すべてのジオラマがそろっていることに感心するドラえもんに、スネ夫は自分も昔の人のように、こんなお城を建ててみたいと夢(ゆめ)を語る。 それを聞いたドラえもんは、かんたんに建てられると答えると、『らくらく築城(ちくじょう)セット』を取り出す。これを使えば、自分好みのお城を実物大で作ることができるだけでなく、その中に住むことができるのだという。 さっそく、街全体を見下ろすことのできる裏(うら)山に、お城を作ることにしたのび太たち。『きせかえカメラ』を使って、武将(ぶしょう)のようなすがたに服をチェンジすると、スネ夫の指示(しじ)のもと、まずはお堀(ほり)を作ることに。 築城セットの道具を使って、あっという間にお堀を完成させた後、石垣(いしがき)を作り始めるのび太たちだったが、りっぱなお城を作りたいスネ夫は、好きなようにやりたいのび太、ジャイアン、しずかにイライラしてしまい…!? 「身がわり紙人形」 しずかの家のりっぱなひな人形を見て、うらやましがるのび太。そんなのび太を見た出木杉は、おひなさまが豪華(ごうか)になったのは江戸(えど)時代のことで、もっと昔は、紙細工のかんたんなもので、子どもが病気や災難(さいなん)にあわないよう、身代わりとして川に流していたと話す。 みんなが出木杉に感心していると、しずかのママがケーキと甘酒(あまざけ)を出してくれる。さっそくいただこうとするのび太だったが、みんなからまだ来ていないドラえもんをよんできたほうがいいと言われ、しかたなくむかえに行くことに。 タケコプターで家に向かうとちゅうで、目の前に落ちてきた野球ボールを、何も考えずにけとばしてしまうのび太。そのせいで、相手チームの打ったフライがホームランになってしまったため、ジャイアンとスネ夫はカンカンにおこり出す。 それを見たのび太は、大あわててでにげていき、自分の部屋へ。すると、ドラえもんが押(お)し入れの中で、ふとんをかぶってふるえていて…!?
「へたうまスプレー」 宿題の絵がどうしてもうまく描(か)けず、せっかく描いた絵をやぶろうとするのび太。一度は止めるドラえもんだったが、その絵をよく見たところ、あまりのヘタっぷりに思わず笑い出してしまう。 笑われたことに落ちこんだのび太は、気分転換(てんかん)にみんなと遊ぼうと思いつくが、だれも見当たらない。そこで、空き地で昼寝(ね)をしようとしたところ、土管に「生徒ぼしゅう」のはり紙が…なんと、ジャイアンが歌を教えるというものだった。 それを見たのび太は、ジャイアンに見つかる前に家に帰ろうとするが、家の前にはジャイアンのすがたが! あわててその場をはなれ、しずかの家へと向かうのび太。すると、しずかはバイオリンの練習中だった。 しずかのバイオリンを聞いているのがつらくなったのび太は、しかたなく家にもどり、ジャイアンにつかまってしまう。だが、ジャイアンの指導(しどう)で歌がうまくなるわけもなく、のび太はおこられっぱなし。 そんなのび太をかわいそうに思ったドラえもんは、へたなものがなんでもうまくなったように見える『へたうまスプレー』を取り出して…!? 「交通ひょうしきステッカー」 道を歩いていたのび太は、ぐうぜん会ったスネ夫から、今日はジャイアンのきげんが悪いから家にいたほうがいいと忠告(ちゅうこく)される。こんなに天気のいい日に家にいるなんて…と反発するのび太だったが、その直後にジャイアンに見つかり、「おれのためになぐられろ!」と追いかけられてしまう。 どうにかにげきったのび太が自分の部屋に入ろうとしたところ、なぜか通りすぎてしまって入ることができない。実は、ドラえもんがドアに『交通ひょうしきステッカー』をはっていたからだった。 このステッカーのうらに名前を書くと、書かれた人は道路の交通ひょうしきと同様、そのルールにしたがわなくてはいけないのだ。どら焼きを食べられないか心配だったドラえもんが、のび太が部屋に入れないよう「進入禁止(きんし)」のステッカーをはっていたのだという。 ほかにもいろいろな種類のステッカーがあることを知ったのび太は、ステッカーの内容(ないよう)も確認(かくにん)せずにうらにジャイアンと書き、あちこちの塀(へい)や電柱にはっていくが…!?
「大あばれ、手作り巨大(きょだい)ロボ」 ロボットマニアのいとこに作ってもらったという“グランロボ”をじまんするスネ夫。大人の背丈(せたけ)ほどもある、大きなグランロボのパンチ力を試したいというスネ夫とジャイアンに、実験台にされたのび太は、くやしくてたまらない。 ちょうど空を飛んでいたドラえもんに助け出されたのび太は、自分もロボットがほしい!と言い出す。あきれつつも、しかたなく、『タイタニックロボ』のプラモデルを取り出すドラえもん。15箱分のプラモデルをすべて完成させてつなげるとなんと全長10メートルになり、操縦(そうじゅう)席に乗りこみ、動かすことができると聞いたのび太は大よろこび! しかし、部屋の中で作るにはあまりにも大きすぎるため、のび太とドラえもんは『どこでもドア』で人気のない山奥(おく)に行き、そこでロボットを完成させることに。 次の日、またしてもグランロボに攻撃(こうげき)されたのび太は、宿題もせずにプラモデル作りの続きに取りかかるが、大きすぎてなかなか出来上がらず…!? 「しずかの焼きイモ交響曲(シンフォニー)」 お花見でバイオリンを披露(ひろう)したいと言い出すしずか。ことわれずにこまってしまうのび太だったが、練習中にバイオリンがこわれてしまったと聞き、ドラえもんは思わずよかった!と声を出しそうに。だが、落ちこんだ様子のしずかを見たのび太は、思わずドラえもんにバイオリンを出してあげてと言ってしまう。 そこでドラえもんは、バイオリンの弓のようなものを取り出す。これは『なんでもバイオリン』というひみつ道具で、これで弾(ひ)けば、どんなものでもバイオリンになるのだという。さらには『なんでもティンパニー』というバチのようなものも取り出すドラえもん。こちらも、これでたたけばどんなものでもティンパニーになるらしい。 のび太があれこれたたく一方で、良い音の出るバイオリンをさがしに行くしずか。そこにおくれてジャイアンとスネ夫がやって来る。ジャイアンによると、世界的バイオリニストが近くでプロモーションビデオの撮影(さつえい)をしているらしい。 それを聞いたドラえもんは、何かを思いついたようで…!?
「人間あやつり機」 のび太が部屋でマンガを読みながらくつろいでいると、ネギを買いわすれてしまったというママからおつかいをたのまれる。ママに返事をしつつも、ドラえもんに行かせようとするのび太だったが、ドラえもんも行きたくないため、二人でおし付け合いになってしまう。 そこでドラえもんが取り出したのは、電子頭脳(ずのう)の働きで、人の体をあやつり人形のように動かすことのできる『人間あやつり機』。これを使えば、眠(ねむ)ったままでもマンガを読みながらでもおつかいに行けるし、つかれないというのだ。 便利ではあるが、見た目があまり良くないので使いたくないと思った二人は、ちょうど昼寝(ね)をしていたパパに取り付けてみることに。そして、操作(そうさ)ボタンをおし、おつかいをたのんでみたところ、庭に飛び出し、外に走って行ったからビックリ! さらには塀(へい)にのぼり、落ちてしまった…。 落ちても眠り続けるパパから人間あやつり機を取り外して確認(かくにん)したところ、故障(こしょう)していたことが判明(はんめい)。修理(しゅうり)したあやつり機を、ふたたび寝てしまったパパに取り付けてみるが…!? 「けしきカッター」 明日までに写生を描(か)き上げなくてはいけないのび太は公園で描き始めたものの、どうしてもうまく描けない。さらに人が集まってきてしまったため、思わずその場からはなれてしまう。 家なら落ち着いていい絵が描けるのに…というのび太のために、ドラえもんは『けしきカッター』を取り出す。このカッターを使うと、自分の好きな景色をポスターのように切り取ることができるのだ。さっそく切り取った景色を持ち帰ったのび太は、部屋で描き始めるが、やはりなかなかうまく描けず、切り取った景色が良くないと言い出し、ドラえもんをおこらせてしまう。 その後、けしきカッターを手に裏(うら)山へと向かったのび太は、裏山から見える景色を切り取ることに。さらに、千年杉(すぎ)が入った景色も切り取ろうとするが、あまりに大きいため、切り取る部分を広げようとしているうちに、どうせならもっとたくさん切り取ろうと考える。 あちこちの景色にカッターを入れて切り取ったのび太は、道に停(と)めてあったスーパーカーを切り取ってしずかに見せに行くが、その景色を広げたところ、スーパーカーは消えていて…!?
「空へ!川へ!花クラフト」 土手でお花をつんでいたしずかから、お花の種類が少ないと聞いたドラえもんは、『どこでもドア』を取り出し、たくさんの花がさいている山へと連れて行ってあげる。これなら部屋にいろいろなお花をかざれるとよろこぶしずかに、ドラえもんは『植物工作エプロン』も出してあげることに。 これは未来で庭の草木や花を加工するときに使うひみつ道具で、エプロンのポケットの中に入っている道具で、草木や花を自由に加工することができるのだという。さっそく、のび太やしずかといっしょにエプロンをつけたドラえもんは、近くにある花を手に取り、ポケットから出したヘラのようなもので茎(くき)を切る。 そして、切った部分を手でもんだところ、ねんどのようにやわらかくなり、その部分をまだ生えている同じ種類の花の茎に近づけたところ、ピッタリとくっついたからビックリ! ローラーのようなもので葉を広げてのばしたり、グローブのようなもので落ち花をつかんでまとめてボールにしたりと、加工した草木や花で楽しむ3人だったが…!? 「ハッピープロムナード」 またもやテストで0点を取ってしまい、落ちこんだのび太は、気晴らしにしずかと遊ぼうと考える。ところが、しずかもテストの点数が悪くてママにしかられたと落ちこんでいた…。仲間だとよろこぶのび太だったが、しずかの点数が85点だったと聞き、ますます落ちこんでしまう。 家に帰ると、ちょうどやってきたセールスマンに百科事典を見せられ、これで少しは成績(せいせき)が上がるかもと言われたのび太は大激怒(げきど)。さらに落ちこんだのび太はおやつにも反応(はんのう)せず、ドラえもんが「火事だ!地震(じしん)だ!」とさけんでも無反応…。 そんなのび太を見かねたドラえもんは、『ハッピープロムナード』というじゅうたんのようなひみつ道具を取り出す。これの上を歩くよう言われたのび太は、気持ちが軽くなったからビックリ! 一歩進むごとにゆかいになると言われた通り、すっかり元気になる。 その後、しずかにも元気になってもらおうとしずかの家へ。ところが、、ハッピープロムナードの上を歩いたしずかは、なぜかさらに落ちこんでしまい…!?
「カンゲキドリンク」 家に遊びに来た親せきのおじさんから百科事典をプレゼントしてもらったのび太は、部屋にもどると、マンガのほうがよかったのに…と言い出す。そこに、のび太がわすれたノートをしずかがとどけに来てくれた。笑顔で受け取るのび太だったが、そのおかげで宿題を思い出してしまったと言い、ドラえもんをあきれさせる。 そして、人の親切に感謝(かんしゃ)しないのび太にお説教するが、よろこんで見せるなんてめんどうくさいと言い出したため、『カンゲキドリンク』を取り出す。これを飲むと、うれしいことも悲しいことも、人の何十倍に感じられるのだ。 きょうみのないのび太に無理やりカンゲキドリンクを飲ませたところ、おじさんからもらった百科事典を手に取り、おじさんのもとへと走り出した! そして、感げきした様子でこういうのがほしくてたまらなかったんだとおじさんに感謝の気持ちをのべ、おじさんをよろこばせる。 調子に乗ったのび太は、カンゲキドリンクを飲みすぎてしまい、そのまましずかのもとへ。なみだをうかべながらノートを持ってきてくれたお礼を言うのび太だったが、しずかから金魚が1ぴき死んでしまったことを聞いて…!?
ママがレンタルしてくれた着物を着てこれから出かけるというしずかに会ったのび太たち。その後、家に帰ったのび太は、そうじ機がこわれてしまい、こまっているママを見て、そうじ機をレンタルできないかな?とドラえもんに提案(ていあん)する。 それを聞いたドラえもんは、何でも借りることができるという『ちょこっとレンタルカード』を取り出すと、カードに「そうじ機を借りたい」と注文。すると、たくさんのそうじ機の情報(じょうほう)がうつし出されたからビックリ! ドラえもんによると、今ご近所にあるそうじ機が近い順にリストアップされたのだという。 その中の一つを選んだところ、ちょうどスネ夫の家のそうじ機だった。使い勝手の良い最新式のそうじ機によろこぶママだったが、少したつとカードからアラート音が鳴り、点滅(てんめつ)し始める。実は借りられるのは、持ち主が使っていない間だけなのだ。 ママに急いでもらって、どうにか返却(へんきゃく)に間に合い、ホッとしたのび太は、レンタルカードを使ってマンガの最新号を借りることを思いつくが…!?
アウトドア雑誌(ざっし)を読んでいたパパが、ゴールデンウィークに家族でキャンプに行き、最新型のテントにとまろうと言い出した。それを聞き、大よろこびするのび太だったが、家計簿(ぼ)をつけていたママから、うちにはそんなよゆうはないと言われてしまう…。 落ちこむのび太を見たドラえもんは、「だったら自分たちだけで行こう!」と言い、『たけのこ型テントセット』を取り出す。さっそく、テントの素(もと)を庭にうめ、水をかけるドラえもん。すると一時間後、芽が出てきて、大きなたけのこに成長する。 たけのこの皮をめくり、中に入るのび太。一方のドラえもんはしょうゆ皿とおはしを持って入ってくる。そして、内側のカベをはがすと、しょうゆをつけて食べ始めたからビックリ! 本物のたけのこでできているため、美味しく食べることができるのだ。 そして、ゴールデンウィーク。しずかをさそってキャンプに行くことにしたのび太たち。すると、スネ夫とジャイアンも同じ場所にキャンプに来ていて…!?
おもちゃのチラシを見た後に、ほしいものリストを作成してみたのび太は、リストの合計金額(きんがく)と、ちょきん箱の中身をくらべて、思わずため息をつく。そこに、ドラえもんがおやつのどら焼きを運んできた。するとのび太は、ママにどら焼きがいくらだったのかと聞き、どら焼きを返すから、その分の代金100円をお金でほしいと言い出す。 ママから100円をもらったものの、ドラえもんが食べているどら焼きをものほしそうに見るのび太。それに気づいたドラえもんはあきれつつも、『フエルミラー』を取り出す。そして、スイッチを入れてから、どら焼きをフエルミラーに映(うつ)したドラえもんは手をミラーの中に近づける。すると、そのまま手がミラーの中に入り、映っていたどら焼きを取り出したからビックリ! このミラーに映ったものは、本物になって取り出すことができるのだという。それを見たのび太は、フエルミラーを使ってお金をふやそうと考えるが、見た目があべこべとなってしまうと知り、ガッカリ…。それなら、おもちゃを映してふやせばいいと思いつくが…!?
宿題がなかなか終わらないことをドラえもんに指摘(してき)され、腹(はら)を立てるのび太のもとに、ジャイアンから早く野球に来いと電話がかかってくる。ママに宿題は帰ってからやると言い、あわててかけつけたのび太だったが、試合で失敗をくり返し、ジャイアンから「のろま!」とどなられてしまった。 さらには帰り道に会ったしずかから、かしていた本を返してほしいと言われ、まだ読み終えていないと答えたところ、本を読むのがおそいと言われてしまうのび太。どうせ自分はのろまだと落ちこんで泣き出すのび太を見たドラえもんは、さすがにかわいそうになり、自分たち以外のすべての時間を自由に止めることができる『タンマウォッチ』を取り出す。 これを使えば、宿題にどんなに時間がかかっても平気だと言って、タンマウォッチをのび太にわたすドラえもん。ところが、のび太はドラえもんが止めるのも聞かず、タンマウォッチを持って外に出ると、時間を止めたすきにジャイアンとスネ夫の顔とおなかに落書きをして…!?
母の日、ママと買い物に出かけたのび太。自分から荷物を持つと言い出すのび太に気を良くしたママは、ふんぱつしてステーキ用のお肉を買おうとするが、値段(ねだん)を見て思わずのけぞってしまう…。 その帰り道、スネ夫の家の前を通ったところ、スネ夫が10キロもあるステーキ用の牛肉を運んでいた。おどろくのび太とママに、安かったからつい…と言うスネ夫のママ。となり町の大きなスーパーに車で買いに行ったのだとチラシをわたされたのび太は、ドラえもんに車を出してほしいとたのみこむ。だが、ドラえもんから、車を出したとしても免許(めんきょ)やガソリン、駐車(ちゅうしゃ)場はどうするのかと聞かれ、肩(かた)を落とすのび太。 その後、ママのために、となり町にあるスーパーに車で買い物に行きたいという理由を知ったドラえもんは、“カー”と名のつくものにはると、何でも車にできるという『カーワッペン』を出してくれる。さっそくつくえの上あったマーカーにワッペンをはってみたところ、マーカーがみるみるうちに大きくなり、タイヤが出現(しゅつげん)して…!?
部屋でくつろいでいるのび太にジャイアンから電話がかかってくる。くじ引きの結果、運動会の二人三脚(きゃく)でジャイアンとペアを組むことになったため、練習をすることになっていたのだ。ところが、勝利にこだわるジャイアンは、なかなかうまくできないのび太に、運動会の日は休めと言い出す。 運動会に出てきたらぶんなぐるとまで言われ、落ちこむのび太を見たドラえもんは、『人間機関車セット』を取り出す。頭に煙突(えんとつ)をかぶり、石炭を食べて水を飲むと、ダイナミックな蒸気(じょうき)機関車のように、ものすごい速さで走ることができるようになるのだという。 言われたとおりに煙突をかぶり、石炭と水を口に入れたのび太は、自分の体の内側から力がわいてくるのを実感! ママにたのまれたおつかいをあっという間に終わらせると、二人三脚の練習をするため、ジャイアンのもとへ。 ところが、残っている石炭をすべて食べてしまい、大暴走(ぼうそう)。制御不能(せいぎょふのう)の状態(じょうたい)になってしまい…!?
大みそかの朝、新聞にのっている宝くじの当選発表をうれしそうにさがすパパを見たママは、これまでにパパが買った10万円分のハズレくじを差し出しながら、もう買わないと約束するようお説教をはじめる。 その様子を見たのび太は、『タイムマシン』で発売日にもどって、当たりくじを買えば、億万長者になれると思いつく。だが、ドラえもんに「タイムマシンはお金もうけのために使ってはいけないと法律(ほうりつ)で決まっているからダメ」としかられてしまう。 そこでのび太は、もうけるためではなく、パパの5万円の損失(そんしつ)を取り返してあげたいとドラえもんを説得(せっとく)。二人は、タイムマシンに乗って宝くじの発売日へと向かうことに。 宝くじ売り場についた二人は、番号を確認(かくにん)しながら10万円が当たるくじをさがすが、なかなか見つからない。と、その時、なんと1等6000万円のくじを発見! その金額(きんがく)にこうふんしたドラえもんは、思わずそのくじを買おうとするが、お金をわすれたことに気づいて…!?
勝手口から出てきたママから、要らない大きなダンボール箱をもらったのび太は、箱の中に入ってすわりこみ、そのままねむってしまう。そして、夢(ゆめ)の中で、しずかと海でヨットを楽しんでいたところでドラえもんに起こされてしまった。 のび太から夢の話を聞いたドラえもんも箱の中に入ると、二人は海の冒険を楽しんでいるところを想像(そうぞう)して遊ぶが、通りかかったジャイアンとスネ夫は、そんな二人を見て大笑い。自分たちは本物のヨットに乗ったことがあるとじまんされ、のび太はダンボールのヨットがおにあいだとバカにされてしまう。 おこったドラえもんは、本物のヨットにしてやる!と言い出し、ぬると地面に浮(う)かぶ『ドンブラ粉(こ)』を取り出す。さっそく箱をうらがえし、底にドンブラ粉をぬるドラえもん。そして元にもどしたところ、本当に地面に浮いたからビックリ! 竹ざおとシーツでマストを立てると、二人はヨットに乗り、そのまま風の力で道路へとくり出すが…!?
ママがかがみの前でおけしょうをしていると、かがみにユーレイのようなものが映(うつ)ったからビックリ! おどろいたママとのび太が大あわてでのび太の部屋へとにげていくと、ドラえもんが手にしていた本に先ほどのユーレイが…! ママにおこられてしまったドラえもんだったが、おどろかすつもりはなく、『遠写かがみ』というひみつ道具で実験をしていたのだという。このかがみに映したものは、近くにある他のかがみやガラスにも同時に映すことができるというのだ。 あまり役に立たない道具だからと、遠写かがみをこわそうとするドラえもんだったが、のび太はもったいないとそれを止める。そして考えた末、お店の広告(こうこく)を引き受け、町中のかがみにそのお店のコマーシャルを流すことを思いつく。 次の日、営業(えいぎょう)に回る二人だったが、どのお店にもことわられてしまう…。そこで、最初の一軒(けん)は無料でコマーシャルを作ることにし、裏(うら)通りのさびれた和菓子(わがし)店に目を付けるが…!?
スネ夫から近い将来(しょうらい)、月に住むことができるようになるという話を聞いたのび太は、しずかと二人で月に降(お)り立つ自分を想像(そうぞう)し、ニヤけてしまう。そして自分も月に行って言ってみたいとつぶやいたところ、それを聞いていたドラえもんが、じゃあ行ってみる?と言い出したからビックリ! さっそく、『宇宙(うちゅう)旅行用オートマチックロケット』を取り出すドラえもん。目的地を月に合わせ、発射(はっしゃ)レバーをたおすだけで月まで行けるのだという。みんなが出発しようとしていると、ちょうどジャイアンが通りかかる。 これからリサイタルの練習をするのだというジャイアンは、衣装(いしょう)に着がえるため、勝手にロケットに入ってしまった。しかも、持っていたラジカセを発射レバーにかけてしまったため、それを見たのび太はあわててロケットの中へ。 ところが、のび太が止める直前に、ラジカセの重みでレバーがたおれ、ロケットのドアが閉(し)まってしまう。そして、そのままのび太とジャイアンを乗せて発射してしまい…!?
部屋に出しっぱなしにしていたボールにつまずき、置いてあった小さな家のようなものに手をかけてしまうのび太。すると、いきなり野比家全体が鎧(よろい)のようなカベで包まれ、のび太の部屋のドアやまども南京錠(じょう)でロックされたからビックリ! ドラえもんによると、その小さな家は『ハラハラハウス』という未来のゲーム機で、“家”を舞台(ぶたい)に“謎解き”をしながら脱出(だっしゅつ)するひみつ道具なのだという。のび太の手がゲームのスイッチをおしてしまったのだ! のび太たちがとまどっている間に、ハラハラハウスは二人をプレイヤーとして認識(にんしき)し、いきなり謎解きを出題してくる。のび太が深く考えずに解答(かいとう)したところ、不正解だったため、部屋の天井とカベがジリジリとせまってきた…。 ゲーム中はほかのひみつ道具も使えず、自分たちだけでこの局面を乗りこえていかなければならないとわかった二人はがく然…。なんとか最初の謎解きをクリアし、のび太の部屋からの脱出に成功した二人だったが、ホッとしたのもつかの間、「謎を解いて次の場所へ行け」という次なる謎解きが出題されてしまい…!?
次の席がえで、しずかのとなりの席になりたいのび太。家に帰るなり、ドラえもんに相談していると、ママがおやつのどら焼きを部屋にもってくる。ところが、散らかった部屋を見たママは、おやつを置かずにそのままもどっていってしまった…。 あわてたドラえもんは、『あちこち収納(しゅうのう)カメラ』を取り出すと、部屋の写真を撮(と)り始める。そして、撮った写真に指を置くと、その指を動かしながら、「マンガはあっちの本だな、おもちゃはこっち」などと言い始めた。 すると、写真の中のマンガやおもちゃがドラえもんの言った通りに移動(いどう)しただけでなく、ドラえもんが写真をふったところ、部屋の中のマンガやおもちゃも写真と同じ場所に瞬間(しゅんかん)移動したからビックリ! あっという間に部屋がかたづいたのを見て、きげんを良くしたママからおやつをたくさんもらえた二人は大よろこび! その後、改めてあちこち収納カメラの使用方法を聞いたのび太は、ある使い方を思いついて…!?
スネ夫から自分の背後霊はスペイン貴族(きぞく)だとじまんされるのび太。背後霊なんて信じないというのび太だったが、ドラえもんから『ロボット背後霊』なら売っていると言われ、自分も使ってみたいと言い出す。 ドラえもんから、寝(ね)ても起きてもずーっとくっつかれることになるからよく考えた方がいいと言われるが、よく考えたからかしてほしいと言い、さっさと背後霊が入っているカンを開けてしまうのび太。すると、中から、けむりのようなものが出て、そのまま消えてしまった! ドラえもんによると、目には見えないが、ちゃんとそこに存在(そんざい)しているらしい。 その後、のび太にとりついたロボット背後霊は、のび太におつかいをたのむママを追い出したり、ジャイアンとスネ夫からおもちゃを取り上げてしまったりと、のび太の気持ちに敏感(びんかん)に反応(はんのう)。 心強いとよろこぶのび太だったが、これからお買物に行くというしずかをむりやり引き止めてしまい…!?
「トビレットペーパー」 明日、みんなでハイキングに行くことになったのび太は、ジャイアンとスネ夫から、へたばったら置いてけぼりにすると言われ、不安で仕方がない。ドラえもんは、ぜったいにへたばる自信があるというのび太にあきれつつも、ポケットからトイレットペーパーのようなものを取り出す。 これは、ちぎると空にうかぶ『トビレットペーパー』というひみつ道具で、体にまけば体が軽くなるため、楽々と山登りができるというのだ。 次の日、のび太は洋服の下にトビレットペーパーをまき、ドラえもんもトビレットペーパーをポケットに入れてハイキングに参加。とちゅうでしずかにもトビレットペーパーをわけてあげると、3人で軽々と頂上(ちょうじょう)を目指して進んでいく。 ところが、のび太たちより先に頂上に着きたいスネ夫から、ひどい回り道を教えられてしまい、でこぼこ道やこわれた橋が次々とあらわれて…!? 一方のジャイアンとスネ夫は、リュックを軽くするため、とちゅうでおべんとうを食べ始めるが…!? 「のび太の0点脱出(だっしゅつ)作戦」 4回連続で0点を取ってしまったのび太に、怒(いか)りで言葉も出ないママ。明日のテストでまた0点を取ったら、どんなことになるのか…。青ざめたのび太は、勉強をはじめるものの、まったく自信がない。 こまったのび太は、どんなにむずかしい問題でも自動で解(と)いてくれる『コンピューターペンシル』を出してほしいと言い出し、ドラえもんを怒(おこ)らせてしまう。さらに別のひみつ道具なら…と言い続けるが、まったく相手にされない。 そんなとき、「タイムマシンで1週間後に行けば、明日のテストの答案も返されているはず。それを手に入れれば、どんな問題が出るかわかるはず…」とひらめいたのび太は、ドラえもんが部屋にいると集中できないと言って部屋から追い出す。 そして、さっそくタイムマシンで、1週間後の出木杉の部屋へと向かうが、なぜか出木杉のつくえの周りにはバリアがはってあり、どうしても近づくことができず…!?
好きな国をえらんで新聞にまとめることになったのび太たち。図書館で調べようという出木杉に対し、自分は世界中のいろいろな国を旅行したから調べなくても楽勝だと言い出すスネ夫。さらには、のび太は図書館に行ってもいねむりするだけだとバカにし始める…。 くやしいのび太はドラえもんに『どこでもドア』を出してほしいとたのみこむが、出したところで何について調べるかも決まっていないことを指摘(してき)され、ふてくされてしまう。その様子を見たドラえもんはあきれつつも、外国について手軽に知ることができる『海外リョコッキ』を取り出す。 さっそくドラえもんからリョコッキを受け取り、うでにつけるのび太。すると、頭から旗のようなものが生えたからビックリ! そしてうでにつけたリョコッキ本体の地球儀(ぎ)を回してみたところ、頭の上の旗が連動して、いろいろな国旗に変わっていく。 のび太は、先生があこがれだと言っていたフランスで止めたつもりだったが、旗から聞こえてきたのはオランダ語…。せっかくなのでオランダのガイドを聞くことにしたところ、リョコッキは「あちらからオランダの風を感じます!」と言って、のび太の体を部屋の方に引っぱっていき…!?
学校での休み時間、みんなが消しピンで遊んでいる中、ヘタクソだからと仲間に入れてもらえず、つまらないのび太。 家に帰ると、ママが庭で屋根を見上げていた。聞いたところ、ドラえもんにたのんで雨どいのそうじをしているのだという。といっても、ドラえもんのすがたは見当たらない…。部屋に入ると、そこにはゴーグルをつけて、マットのようなものの上でクネクネとナゾの動きをしているドラえもんがいたからビックリ! ドラえもんによると、『アクション連動マット』というひみつ道具を使って、そうじをしていたのだという。アクションチップをつけたものを、自分の体と同じように動かすことができるため、ドラえもんはぞうきんにチップをつけて、雨どいをふいていたのだ。さらに、セットのゴーグルを装着(そうちゃく)すると、チップから広がる景色を見ることができるのだという。 そこでのび太は、消しゴムにアクションチップをつけ、ドラえもんにふたたびゴーグルを装着してもらうと、ジャイアンたちに消しピンでの勝負をいどむが…!?
「あやとり世界」 新しいあやとりを完成させたのび太は、得意(とくい)になってしずかたちクラスメイトに見せるが、だれも興味(きょうみ)を示(しめ)してくれない…。それどころか、ママにも「あやとりをするヒマがあったら、勉強しなさい!」とおこられ、ドラえもんにもママの言う通りだと言われてしまう。 おもしろくないのび太は、ドラえもんに『もしもボックス』を出してもらうと、ドラえもんの反対をおし切って、“だれもがあやとりに夢中(むちゅう)な世界”に変えてしまった! あやとりが大流行している世界で、得意げに次々とあやとりの技(わざ)を披露(ひろう)したところ、みんなから「天才だ!」と尊敬(そんけい)のまなざしを向けられたのび太は大満足。 さらに、ママからは勉強よりもあやとりのけいこをするよう言われ、パパはテレビでプロのあやとり選手のタイトルマッチを見るために早く帰ってきた! 勝った世界チャンピオンには賞(しょう)金30億円が贈(おく)られると聞き、おどろくのび太。 そんな中、あやとりのプロ選手にならないかというスカウトマンがのび太をたずねてきて…!? 「強力ハイポンプガス」 ジャイアンとスネ夫に追いかけられ、にげるように家に帰ってくるのび太。二人はのび太の家のプールに入りたいらしい。入れてあげればいいのに…というドラえもんに、今はどうしてもいやだと答えるのび太。その後、しずかからもプールに入りに行きたいという電話がかかってくるが、今はダメだとことわってしまう。 そして今日こそ泳げるようになるまで練習するぞ!と意気ごむが、そんなときにかぎって、パパやママからおだちんをあげるからとたのまれごとをされそうに…。それをふり切り、水着に着がえてうきわをつけ、おふろに入るのび太。その後、ドラえもんに出してもらった『シネマラン』を飲んだところ、周りが広がり、まるで大きなプールに入っているかのような視界(しかい)が広がった! これにみんな入りたがっていたのだ。 さっそく泳ぎ始めるのび太だったが、うきわが外れてしまい、おぼれそうになってしまう…。そんなのび太をかわいそうに思ったドラえもんは、肺(はい)を強くしてふつうの千倍もの空気をすいこんでためておけるという『強力ハイポンプガス』を取り出し、のび太にすわせるが…!?
めずらしくスネ夫から別荘(べっそう)への旅行にさそってもらうのび太とドラえもん。ところが、クルーザーが4人乗りだからと、無人島でのバーベキューには連れて行ってもらえず、このクルーザーより先についたら食べさせてあげてもいいといじわるを言われてしまう。 そこでドラえもんは『トトライド』というハンドルのようなひみつ道具とセットのエサを取り出すと、魚に連れて行ってもらおうと言い出す。さっそくエサを海に投げ入れたところ、のび太が持っていたハンドルの先が光り、そこからエサに食いついた魚に向けてケーブルのようなものがのびていったからビックリ! 魚に引っぱられて海中に落ち、あわてるのび太。だが、ドラえもんによるとこのハンドルさえにぎっていれば、息ができるのだという。引っぱってくれる魚をフグからブリに変え、スネ夫たちのクルーザーを追いかけるのび太たちだったが、二人に気づいたスネ夫は、運転していたスネ吉にスピードアップをたのみ、あっという間にふりきられてしまい…!?
授業(じゅぎょう)中にいねむりをしてしまい、先生にお説教されたのび太は、今日こそきちんと宿題をやるぞ!と決心するが、つくえに向かったとたん、ねむくなってしまう。ちょっとだけと言って昼寝(ね)をしようとするのび太にあきれたドラえもんは、ピストルのようなものを取り出すと、のび太に向けて引き金を引く。 これは『ネムケスイトール』をというひみつ道具で、のび太のねむ気をすい取ったのだという。ところが、まだ眠いと言い出すのび太。そこで何度もすい取ったところ、ようやくのび太のねむ気も覚めた。 その後、ドラえもんからネムケスイトールを見せてもらったのび太は、反対にねむ気を発射(はっしゃ)する機能(きのう)を知り、そのまま持ち出してしまう。宿題をしないで遊びに行くことを止めるママをねむらせ、外に出たのび太は、スネ夫からマンガを取り上げようとしているジャイアンもネムケスイトールでねむらせてしまう。 さらに、最近ねむれなくてこまっているというスネ夫のママや、なかなかねむらず泣いている赤ちゃんにもネムケスイトールを向けるが…!?
スネ夫から河原(かわら)でやるというバーベキューにめずらしくさそわれるのび太。ところが、近くの川にはカッパが出るといううわさがあり、泳げないのび太は川の中に引きずりこまれるかもよ…とバカにされてしまう。 くやしいのび太は、ドラえもんに今すぐに泳げる道具を出してほしいとたのむが、ドラえもんは道具にはたよらず、特訓してやる!と意気ごむ。そして、ドラえもんもいっしょにバーベキューに行くことに。 ところが、川に着いたのび太はうきわでのんびり…。そこで、ドラえもんは吹(ふ)き矢で、のび太のうきわにあなを開けてしまう。足がつく場所にもかかわらず、おぼれてしまうのび太を見たドラえもんは仕方なく、『カッパのおさら』を取り出す。 のび太がカッパのおさらを頭にのせたところ、手に水かきが生え、せなかには甲羅(こうら)ができたからビックリ! その後、だれにも見られないようにと言い残し、ドラえもんがバーベキューの準備(じゅんび)へと向かうと、のび太はジャイアンたちへのいたずらを思いついて…!?
トイレのドアは開けっ放し、電話の受話器は外しっ放し、使ったはさみは出しっ放し…と何もかもがだらしのないのび太におこったママは、家のあちこちに貼(は)り紙をすることに。さらに、貼り紙に書かれている決まりをひとつやぶるごとに、おこづかいから10円をひくと宣言(せんげん)する。 このままではスッカラカンになってしまうと大泣きするのび太を見たドラえもんは、考えた末、『十戒石板』を取り出す。十戒とは10つの戒(いまし)め(してはならないこと)で、決めたことをこの石板に彫(ほ)ると、その決まりをやぶった人はカミナリに打たれるというのだ。 ドラえもんが、「のび太のおこづかいをへらすな」と彫ったのを見たのび太は、ドタバタと階だんをかけ下りる。それを見たママが、「10円へらすわよ」とさけんだところ、本当にママがカミナリにうたれたからビックリ! そんないたずらに使うなら返せとドラえもんに言われたのび太は、「かした道具をとりかえすな」と彫ると、ドラえもんがカミナリに打たれるのを横目に、石板を持ったまま出かけていき…!?
「はじまりの話」 ドラえもんの誕生(たんじょう)日。のび太はしずかの家で、ドラえもんのためのバースデープレートを作ることに。上手にできたプレートを見て、今年はドラえもんがおどろくようなケーキも作ろうと意気込(ご)むのび太。 その後、スネ夫やドラミと合流したところ、スネ夫がドラミからクラッカーでお祝いするなんてつまらないと言われていた。そして、ドラミがスネ夫の用意したステッカーに『グレードアップ液(えき)』をたらしたところ、クラッカーが鳴ったひょうしに大爆発(ばくはつ)が起こり、スネ夫が飛んで行ってしまったからビックリ! そこにジャイアンが大量のおかしを持ってあらわれるが、ドラミはジャイアンが用意したおかしにもつまらないとケチをつけると、『世話やきロープ』を取り出す。そして、世話やきロープにジャイアンを“バンジージャンプ”させるよう依頼(いらい)。ジャイアンを空中から落とし、地面スレスレのところで止めさせると、このタイミングでドラえもんにおかしをわたせばいいとムチャぶりして…。 その様子を見たのび太はドラミにケーキのことを相談するのはやめ、出木杉に相談することに。そして、出木杉から、誕生日ケーキがいつ生まれたかという話を聞いたのび太は、あることを思いついて…!? 「のび太とギリシャのケーキ伝説」 タイムマシンに乗って、紀元(きげん)前5世紀(せいき)のギリシャ・アテネにやって来たドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫。実は、のび太たちはドラえもんに“世界で最初のバースデーケーキ”をプレゼントするつもりでやって来たのだが、一同は目の前に現(あらわ)れた“パルテノン神殿(しんでん)”に大はしゃぎ! 『きせかえカメラ』で古代ギリシャ人の服装(ふくそう)に早変わりし、『ほんやくコンニャク』を使って街を散策(さんさく)することにしたのび太たちは、吟遊(ぎんゆう)詩人がハープで弾(ひ)き語りをしているところに出くわす。 歌っていたのは、勇者・テセウスが牛の怪人(かいじん)・ミノタウロスの迷宮(めいきゅう)に乗りこみ、いけにえとして集められていた人間たちを助け、アリアドネ姫(ひめ)からもらった糸をたどって迷宮をぬけ出した…という詩だった。 その後、散策のとちゅうで、ひとりわすれものを取りにもどったのび太だったが、あやまってタイムマシンを操作(そうさ)してしまい、さらに千年の時空を超(こ)え、紀元前15世紀のアテネに不時着してしまったから大変! その上、運悪くいけにえとしてとらえられてしまったのび太は、ある島へと連れていかれることに…! 到着(とうちゃく)したのは、当時、海洋文明が栄えていたクレタ島。もしやのび太は吟遊詩人が歌っていたとおり、ミノタウロスのいけにえとしてささげられてしまうのか…? のび太を助けるため、ドラえもんたちも時をさかのぼり、クレタ島の迷宮へと向かう。一方ののび太は、同じくいけにえとしてとらえられたテセウスという名の男と知り合うが…!?
「ニャントカニャール」 学校から帰ってきたのび太は、自分もいそがしいのに、ママからおつかいをたのまれたり、パパに腰(こし)をもんでほしいとたのまれたりして、昼寝(ね)をする時間が短くなってしまうとグチグチ言い出す。 なんとかしてよと言われたドラえもんは、いまからミィちゃんとデートだとことわるが、のび太の「ネコの手も借りたい」という言葉を聞き、『ニャントカニャール』という鈴(すず)がついたひみつ道具を取り出す。この鈴をネコに向けてふると、ネコだけが反応(はんのう)する特殊(とくしゅ)な音波が出て、ネコが助けてくれるのだという。 ちょうどドラえもんをたずねてきた近所のネコに向けてニャントカニャールを鳴らすのび太。そして、「パパの腰をもんで!」と言ってみたところ、そのネコがパパの腰をマッサージしはじめたからビックリ! しかも上手でパパも大よろこび! のび太はそのネコにおつかいもたのもうとするが、同じネコには1回しか使えないと言われてしまう。そこで、別のネコをさがしに行くが…!?
「ジャイアン乗っとり」 自分が悪くなくてもジャイアンに謝罪(しゃざい)を要求され、あやまることしかできないのび太。その様子を見たしずかから、自分が正しいと思ったらおし通すべきと言われてしまう。話を聞いたドラえもんからも負けてもいいからぶつかっていけばいいと言われるが、のび太は泣きながら反論(はんろん)する。 ドラえもんはあきれつつも、ジャイアンがみんなの前でのび太にあやまるようにすればいいのかと確認(かくにん)し、のび太を空き地へと連れて行く。そして、のび太を土管の上にすわらせると、ポケットから『たましいを抜け出させる道具』を取り出し、火をつける。 出てきたけむりをうちわであおぐドラえもん。けむりをすったのび太が大きなクシャミをしたところ、のび太の魂(たましい)が飛び出してしまったからビックリ! ドラえもんによると、そのままのび太の魂がジャイアンの鼻のあなの中に入れば、ジャイアンの魂はねむってしまうのだという。 そうすれば、ジャイアンを好きなようにあやつれると言われたのび太(魂)は、ジャイアンのもとへと向かうが…!?
「のび太のクラゲ水族館」 しずかがランドセルにつけているクラゲのマスコットに気づくのび太。そのやり取りを見ていたスネ夫は、いま水族館でやっている、期間限定(げんてい)のクラゲとイルミネーションを合わせたナイトショーの話を始める。今度の日曜日に行くのを楽しみにしているとうれしそうに話すしずかだったが、親せきの家に行くことになったため、ショーを見に行くことができなくなってしまい、ガッカリ…。 どうにかしてあげたいと考えたのび太から話を聞いたドラえもんは、ナノマシンが本物のクラゲと同じように成長していく様子を観察できる『クラゲ観察キット』を取り出す。 さっそくミズクラゲのふくろを取り出し、培養(ばいよう)箱の中に目に見えないほど小さなタマゴを入れるドラえもん。そして、あっという間に成長したクラゲが箱の外へと飛び出してくる。成長したクラゲは箱の外で飼育(しいく)することができるのだ。 いろいろな種類のクラゲを育てるだけでなく、部屋の中をカラフルに装飾(そうしょく)した二人は、これから出かけるしずかに、手作りのチケットをわたしに行くが…!? 「実用ミニカーセット」 あまりの暑さにアイスを食べたくなったのび太。ドラえもんに、買いものに行ってきたら?と声をかけるが、ドラえもんからはのび太が行ってくれば?と言われてしまう。言い合いになってしまう中、何かを思いついたドラえもんは、小さな倉庫のようなものを取り出す。 そして、「冷凍(れいとう)車」と言いながらスイッチをおしたところ、シャッターが開き、中から小さな冷凍車が走り出してきた。続けて、おさいふから500円玉を取り出すと、「アイス2コ、大急ぎ!」と言って、冷凍車のコンテナに500円玉をはりつけるドラえもん。 すると、冷凍車はクラクションを鳴らして、部屋を出て行き、そのまま、ろうかを走り、階だんを下り、げんかんを出て道路を走って行く。しばらくして部屋にもどってきた冷凍車のコンテナの中には、アイス2コとおつりとレシートが入っていたからビックリ! ドラえもんが出したのは、『実用ミニカーセット』というひみつ道具で、冷凍車以外にもいろいろなミニカーが入っているのだという。そんな時、ママが手紙をポストに入れてくるようたのみに来る。そこでドラえもんは、郵便(ゆうびん)車を出すことにするが…!?
「Dr.ジャイアン」 ある夜、急に具合の悪くなったペットのムクをかかえて動物病院へとかけこんだジャイアン。獣医さんの的確な診療ですぐに元気になったムクを見て感動したジャイアンは、自分も獣医になりたいと言い出す。 こまっている動物たちを助けたいというジャイアンに感心するのび太とスネ夫だったが、ジャイアンから病気やケガをしている動物たちを集めてくるよう言われ、こまってしまう。のび太はスネ夫にペットのチルチルを連れて行くことを提案するが、何をされるかわかったもんじゃないとことわられてしまった。 そこで、ドラえもんをネコとしてジャイアンの家へと連れて行くのび太。あわててにげだすドラえもんだったが、ジャイアンの獣医になりたいという熱意に動かされ、協力してあげることに。さっそく、『お医者さんカバン』と『動物語ヘッドホン』を取り出すと、道具の説明を始める。 そんな中、チルチルがスネ夫の家からにげだしてしまった。スネ夫がようやくつかまえたその時、白衣すがたのジャイアンがあらわれて…!?
「飛べ!しずかちゃんのロケット」 出木杉と宇宙旅行について目をかがやかせて語り合うしずかを見たのび太は、ドラえもんにロケットを出してほしいとたのみこむ。ちょうど今夜は、大きな彗星が最も地球に近づく日だといわれており、「宇宙に行って彗星を見せてあげる」と、しずかをはじめ、みんなに約束してしまったのだという。 あきれるドラえもんだったが、空き地に集まったみんなを前に、シンプルな『おてがるロケット』を取り出す。さっそくロケットに乗りこみ、宇宙へと飛び立つが、なぜかしずかはうかない顔のまま。実は、しずかはもっとワクワクするような楽しいロケットをイメージしていたのだ。 定期検診で22世紀にもどったドラえもんのかわりにサポート役を買って出たドラミは、しずかの話に大賛成! 設計図と材料を入れるだけで図面通りの完成品が出てくる『メカ・メーカー』を取り出す。 しずかはさっそく、自分が乗ってみたい理想のロケットの設計図を描き始めるが…!?
「骨川スネ夫テレビ」 のび太やドラえもんとテレビを見ていたスネ夫は、「どのテレビ番組もつまらない」「自分が作った方がおもしろい」などと言い出す。それを聞いたドラえもんが取り出したのは、『テレビ局セット』。このセットを使えば、自分が作った番組をテレビで放送することができるのだ。 スネ夫は大よろこびでさっそく番組作りにチャレンジ。まずは、ラーメン屋さんや和菓子屋さん、パン屋さんなど町内の絶品グルメを紹介する『グルメランキング』を放送すると、どこも行列ができるほどの大にぎわい。 さらに、スネ夫のペットのチルチルが登場する『チルチルの部屋』は、なんと視聴率が70%となるなど、スネ夫の番組は大人気となり、町のみんながスネ夫のテレビに夢中になる。 気をよくしたスネ夫は、本格的にテレビ局の運営をスタート。さまざまな番組を作り始め、さらに休みの日は、朝から夜まで放送することに。 みんなの期待が高まる中、はたしてスネ夫はその期待にこたえ続けることはできるのか…!? 「ショージキデンパ」 のび太がスネ夫からかりた双眼鏡)を、クラスメイトの本山にかしたところ、返してもらっていないのに返したと言われてしまう。スネ夫からは、人からかりたものをさらに別の人にかすのが悪いと言われ、のび太がなくしたにちがいないと決めつけられてしまった…。その上、その双眼鏡はパパがスイスで買ってきた高級品だというのだ。 話を聞いたドラえもんはのび太をうたがいつつも、どんなウソつきも本当のことをしゃべってしまうという『ショージキデンパ』を取り出す。すると、のび太はショージキデンパをドラえもんに向けて、スイッチをオン。ドラえもんは思わず、「のび太くんのカンちがいだよ」と本音を口にしてしまう。 それを聞いたのび太はおこりつつも、ショージキデンパを手に本山の家へ。ところが、居留守をつかわれてしまう。そうとは知らないのび太が本山を探していると、ジャイアンがみんなを空き地にあつめて、歌を披露していて…!?
「ゲームクリエーターのび太」 将来、ゲームクリエーターになりたいというスネ夫が自分で作ったゲームに感動したのび太は、自分もゲームを作ってみたいと言い出すが、スネ夫からセンスがないとムリだとバカにされてしまう。くやしくて仕方がないがないのび太は、ゲームが作れなかったら、さか立ちして鼻からスパディーを食べるという約束までしてしまった…。 のび太に泣きつかれたドラえもんはあきれつつも、『ゲームホントローラー』というひみつ道具を取り出す。この道具を使うと、“ホント”、つまり“現実”の世界をもとに、オリジナルのゲームを作ることができるというのだ。 さっそくのび太はおやつのホットケーキを持ってきてくれたママを題材に、『ホットケーキを落としちゃダメダメゲーム』を作るが、あまりのセンスのなさにドラえもんもビックリ…。 しかし、まったくこりないのび太は、続いて町内を舞台にしたRPG風のゲームを作ると言いだす。数々の困難を乗りこえて、ゴールの空き地を目指すというゲームだというのだが…!?
「22世紀の手作りおもちゃ」 ジャイアンと遊んでいたリモコンヒコーキの調子が悪いことに気づいたスネ夫は、ちょうどやってきたのび太にヒコーキをかすと、公園の林の中に落ちてしまったことをのび太のせいにしてしまう。そうとは知らないのび太は、弁償しろと言われ、あわててヒコーキをさがしに行く。 なかなか見つからず、つかれてしまったのび太がベンチにねころんでいると、一人のおじいさんが話しかけてきた。のび太から話を聞いたおじいさんは、だったら新しいのを作ればいいと言い、のび太を自分の家へと連れて行く。 おじいさんが出してきたのは、いろいろなおもちゃの作り方がのっている本だった。紙でっぽうや竹トンボなど、のび太には興味がないものばかりだったが、おじいさんから持っていきなさいといわれ、ことわることができず持ち帰ることに。 ところが、その本を見たドラえもんは目を輝かせると、22世紀では手作りおもちゃが大流行中だと言い、さっそく材料を未来デパートに注文。工作が苦手なのび太も、『きよう手袋』を使えば、上手に作れると言われるが…!? 「にっくきあいつ」 しずかが、しょうらい自分が結婚するのは“あの人”かもしれないと言いながら目を輝かせているのを見たのび太は、あの人がだれなのか気になって仕方がない。そこでドラえもんが出してくれた『とう明ペンキ』をかぶり、しずかの家へと向かう。 すると、しずかが大学生らしき家庭教師の男性に勉強を教えてもらっていた。なかよくする大学生としずかを見て、はらを立てるのび太。しかも大学生は口がうまく、しずかだけでなく、しずかのママにも気に入られているようだった。 のび太から話を聞いたドラえもんは、飲むと大マジメなガチガチの勉強屋になるという『ガチガチン』を取り出す。のび太がふたたびとう明ペンキをかぶり、ガチガチンを手にしずかの家へと向かうと、大学生がしずかを映画にさそっているところだった。 のび太はあわてて映画館に向かう二人を追いかけるが、のび太のにおいに気づいた犬に追いかけられてしまい…!?
「自動人形げき」 スネ夫の家で、子どもたちに見せる人形劇“白雪姫”の準備をし、空き地へと向かったのび太たち。 劇が始まり、見に来た子どもたちも楽しんでいたのだが、白雪姫役のジャイアンがとちゅうから台本とちがうことをやり出してしまったため、メチャクチャになってしまう…。そのため、観客の子どもたちも全員いなくなってしまった。 やる気がなくなったジャイアンも帰ってしまうが、残されたのび太たちが「せっかく準備したのに…」と落ちこむ様子を見たドラえもんは、『自動人形げき』というひみつ道具を取り出す。さっそく、道具の中に白雪姫のシナリオを入れてボタンをおしたところ、たおれていた人形たちが動き出し、舞台も元にもどって、ふたたび劇が始まったからビックリ! しばらく劇を楽しんでいたのび太たちだったが、もどってきたジャイアンが、劇中でリンゴの代わりに使ったのび太のおやつのカキを取り上げて食べてしまった! そこでドラえもんは、ジャイアンをさるの役にして『さるかに合戦』で仕返しをしようと考える。急きょ、のび太がシナリオを書き、自動人形げきに入れてみるが…!?
「タヌキさいふ」 パパから1本10円で白髪をぬくアルバイトを提案されたのび太は、そういうみみっちいアルバイトはしないと宣言。さらに、おこづかいを値上げしてほしいと言い出し、パパにしかられてしまう。 その後も、どうにか楽にお金がもうかるような話はないかと言い続けるのび太にあきれるドラえもんだったが、お金ができる道具があるのでは…とのび太につめよられ、思わず『タヌキさいふ』を出してしまう。このさいふに木の葉を入れると、なんと千円札になると聞いたのび太は大よろこび! 使わないほうがいいと言うドラえもんの話も聞かずに、ドラえもんからさいふをうばうと、落ち葉をひろいあつめ、さいふの中へと入れるのび太。そして、あっという間にパンパンになったタヌキさいふを手に、おもちゃ屋へと向かう。 ところが、さいふから出てきたのはただの落ち葉だった! ドラえもんによると、木の葉といっても、柿の葉でなくてはダメなのだという。その後、ようやく柿の木を見つけたのび太だったが、その家のおじいさんから柿どろぼうとカンちがいされ、追いはらわれてしまい…!?
「シャシンシャベール」 人気俳優の田中エイと、トップアイドル・南風そよかの熱愛が発覚したというニュースを聞き、おどろいたのび太は、みんなにも知らせようと空き地へと向かう。ところが、しずかが見たワイドショーでは、すでに2人は別れてしまったと報じられていて、スネ夫のパパの情報によると、そよかはエイではなく、別の俳優・亀野甲太郎と結婚する予定だという。 混乱するのび太から話を聞いたドラえもんは、「本人に聞いてみよう!」と言うと、『シャシンシャベール』というひみつ道具を取り出し、持っていたそよかのブロマイドにぬり始める。すると、そのブロマイドがしゃべり出したからビックリ! これを人物の写真にぬると、まるで本人のようにしゃべり出すのだ。さっそく、そよかに甲太郎との結婚について聞いてみると、“兄のような存在”だと言い、交際を否定。しかし、エイのことをどう思っているのか聞くと、なぜかだまりこんでしまう…。 そこで、のび太たちはエイの写真にもシャシンシャべールをぬり、そよかへの気持ちを聞いてみるが…!?
「宝さがしごっこセット」 少年が古い地図を見つけ、そのなぞを解きながら宝を見つけるという冒険マンガを読み、自分も宝さがしをしたいと言い出すのび太。それを聞いたドラえもんは、宝さがしを楽しむことができる『宝さがしごっこセット』を取り出す。 ところが、それを見たのび太は、セットに入っている宝石がニセモノだとやる気が出ないと不満顔…。そこでドラえもんは、パパのカメラとママのネックレスを宝箱に入れると、のび太が止めるのも聞かずに飛ばしてしまう。 しばらくしてもどってきた宝箱には、かくし場所のヒントが描かれた地図が入っていた。地図に描かれた文字を読み解きながら、どうにか答えを出した二人は、『どこでもドア』でかくし場所と思われる山へと向かう。 すると、なぜかそこでは一人のおじさんが、のび太たちと同じものをさがしていた。おじさんより先に見つけなければと、通りかかった人たちにも聞きこみをしながら、必死にさがすのび太たちだったが…!? 「だせば当たる!! けん賞用ハガキ」 はる夫が見たことのないゲームで遊んでいるのを見たのび太たちは興味津々。新作ゲームかと思いきや、なんとコミックのけん賞で当たった非売品だという。いろいろなけん賞に何十枚もハガキを出したらしい。 それを聞いたのび太は、自分もけん賞に応募しようと、ママにハガキをもらおうとするが、なぜか引き出しには1枚も入っていなかった。そこで、おこづかいをつぎこむことにするが、全財産で買えたのは5枚だけ…。 とりあえず5枚は出そうと、はる夫にコミックをかりにいくことに。ところが、その帰りに会ったスネ夫からハガキの束を見せられ、大あわて。すぐにハガキを出そうと家にもどるが、なぜかつくえの上にあったはずのハガキがなくなっていた…。 ドラえもんのしわざだと考えたのび太は、ドラえもんをさがしているとちゅうで、ハガキを持っている安雄を発見! 必ず返すと約束してそのハガキをもらうが、席を外している間にそのハガキも消えてしまい…!?
「ウルトラいつどこゲーム」 みんなでのび太の部屋に集まり、カードを引きながら「いつ」「どこで」「だれが」「何をするか」を決める“いつどこゲーム”で遊んでいると、22世紀(せいき)からドラミがやってくる。実はドラミも『ウルトラいつどこゲーム』という、引いたカードを実体験できる未来のゲームをみんなでやろうと遊びに来たのだという。 さっそくみんなで文章を作ってカードに書きこみ、ボックスに入れて、ゲームがスタート! まずはのび太が「真夏に」というカードを引いたところ、急に真夏のような暑さになったからビックリ! 続いてドラえもんが「ビーチで」というカードを引くと、突然(とつぜん)地面がゆれ、ハワイのビーチがあらわれた! さらには、「こたつに入って」「アツアツのおでんを食べる」というカードが出てしまい、大混乱(こんらん)。だが、できあがった文章通りのことをやりとげないと家には帰れないため、暑い中で必死におでんを食べることに…。 ようやく部屋にもどり、ホッとしたのもつかの間、その後も「セーヌ川」や「エベレスト山頂(さんちょう)」などのカードが出てしまい…!?
「ねじ式台風」遊んでいたボールが部屋のまどから外に落ちてしまい、取りに出たのび太は、ママから玄関(げんかん)の前と庭の落ち葉をそうじするようたのまれてしまう。しかたなくそうじしていると、ジャイアンが通りかかり、「のび太はえらいなぁ」と声をかけてきた。そして、そのままのび太を自分の家に連れて行くと、自分の家の庭をそうじするよう言い出して…。 のび太の帰りがおそいことを心配し、さがしに出たドラえもんは、半ベソをかきながらジャイアンの家の庭をそうじするのび太を発見! のび太に泣きつかれたドラえもんは、大きなねじがついた『ねじ式台風』を取り出すと、ねじを回して手を放す。すると、つむじ風が発生し、どんどん大きくなりながら落ち葉をまき上げ、一か所にまとまっていったからビックリ! ねじ式台風を使って、ジャイアンの家の庭の落ち葉をきれいにしたのび太は、残っていた自分の家の庭の落ち葉もねじ式台風できれいにすると、道路や公園の落ち葉もそうじすることにするが…!? 「ノロいのオルゴール」のび太が部屋でひとり、のんびりと昼寝(ね)をしていると、どこからかオルゴールのような音色が聞こえ、その直後にまるで金しばりのように体が動かなくなってしまう。その話をみんなにしたところ、しずかもさきほどにたような経験(けいけん)をしたという。しかも二人が聞いた曲が同じだったからビックリ! 二人の話を聞いたスネ夫は、それは『呪(のろ)いのオルゴール』ではないかと言い出す。17世紀(せいき)のスイスで娘(むすめ)を失った時計職人(しょくにん)が作ったオルゴールで、その音色を聞いた人は、金しばりにあったり、ひどい人は心ぞうが止まってしまうのだという。 そこにやってきたジャイアンに寝ぼけているんじゃないかといわれたのび太は、思わず、ジャイアンこそ寝ぼけて気づかなかったのでは?と言い返してしまい、いますぐ呪いのオルゴールを持ってこいと言われてしまう…。 のび太から話を聞いたドラえもんは、呪いなんて非(ひ)科学的なことがあるわけないと笑い飛ばすが、ちょうどその時、またオルゴールの音が聞こえ出し、ドラえもんものび太も動けなくなってしまい…!?
「クリスマスパーティーは突然(とつぜん)に」 自分以外のみんなに、差出人の書いていないクリスマスパーティーの招待状(しょうたいじょう)がとどいていたことを知ったのび太は、ひどく落ちこんでしまう。話を聞いたドラえもんはのび太だけが仲間外れにされたことにおこり出すが、のび太は自分がもっと楽しいパーティーを開いてみんなをよぼうと決意。ドラえもんも、未来でパーティーの招待状によく使われるという『クリスますカード』を取り出すと、「招待状を作りに行こう」と、のび太を連れて『どこでもドア』でニューヨークへ。そして、大きなツリーを見つけ、このツリーをカードにしようと、言い出す。なんとこのカードはツリーや食べ物などを本物そっくりにコピーすることができるのだ! 世界各地を回り、パーティーに必要なものをコピーしていくのび太たち。16枚(まい)すべてのカードにコピーを終えると、カードにメッセージを書き、みんなの家のポストへと配りに行くが…!? 「メロディーガス」 みんなとの忘(ぼう)年会で披露(ひろう)するため、手品の練習をしていたのび太は、とちゅうでやり方がわからなくなってしまい、持っていたひもがこんがらがって全身にまきついてしまった…。何か一つはかくし芸ができないと忘年会に参加させてもらえないため、必死に練習していたのだ。のび太から話を聞いたドラえもんは、「すごいかくし芸を教えてあげる」と言うと、部屋を出ていく。そしてようやくもどってきたドラえもんはなぜか口をテープでふさいでいた。ところが、そのままドラえもんの体からきれいな歌声が聞こえてきたからビックリ!歌い終わった後、口のテープをはがしたドラえもんは、ポケットからサツマイモのようなものを取り出す。これは『音楽イモ』と言って、食べて10分たつとおなら=メロディーガスが流れてくるのだという。実は聞こえたのは歌声ではなかったのだ!みんなの前でおならをするなんて…とはずかしがるのび太だったが、ほかに思いつかないため、音楽イモを持って忘年会に参加することにするが…!?
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