このレビューはネタバレを含みます
10話しか無いのに、1クール分の満足感がちゃんとあった。
10話丸々ライブ(MCはあるけど)もアイドルものらしくて良かったし、それでも内容が薄くならず、かと言って欲張りすぎず無理のない構成って凄いな。
最初ヒカ碁みたいな話になるのかなって思ったけど全然違って良い意味で裏切られた。
絵柄にひと昔ふた昔前のBLかよと思ったけど腐媚びするでも無く(え、してないよね?腐女子だから感覚が麻痺している?)、ジングスもアサヒちゃんとも恋愛ではない友情が育っていくの本当に良かった。
初めて神仁淀になったときはネット(作中)で"解釈違い、がっかりした"ってオタクが出てくるかと思ったがそんなことはなく優しい世界だった。
ジングスオタやほっかむりさんとその仲間たちもみんな良いやつ…。
みんなの頑張りに気づいて心から"辞めなくてよかった"って思えたのも、アサヒちゃんをジングスのメンバーって表現したのも素敵な終わり方だったし、最後3人の歌声が重なる演出も良かった!
欲を言うならライブシーンについて、キャラデザがあっさりしすぎ&引きのカメラワークが多くて少し物足りなく感じたのと、もっとお洒落な衣装見たかった。