馮美梅

便利屋斎藤さん、異世界に行くの馮美梅のレビュー・感想・評価

4.0
転生したみたいだけど、主人公の斎藤は転生先でも特別な能力はなくて、代わりに現世の時の職業だった便利屋の知識とスキルを駆使してパーティーの一員として頑張っている。

老齢で呪文すら忘れがちの魔法使いや金に執着する妖精やツンデレの美少女騎士と一緒にダンジョンに挑む。まだまだレベルはみんなに追いつかないけれど、彼にしかできない様々なことで少しずつパーティーの一員としての信頼と絆が出来ていきつつ、レベルを上げていく。

大切なシーンで呪文を忘れるモーロックに対しては人間なので当然魔術は使えない斎藤は呪文を暗記してモーロックに伝えたりとなかなかのもの。これからこのパーティーがどうなっていくのか?斎藤が現世で生きていた時と便利屋時代で培った能力をどう活かしていくのか楽しみです。
馮美梅

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