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大雪海のカイナのhenmのレビュー・感想・評価

大雪海のカイナ(2023年製作のアニメ)
2.0
1話から映像が綺麗で不思議な世界観に惹かれて続きを観ていきました。天膜や雪海という設定、世界の終焉の雰囲気とか、SF好きな私にとってすごく好みでした。

アクションシーンや、キャラクターの表情は、CG?だからなのか緊張感や迫力がなかなか感じられず、シーンと感情がちぐはぐの印象を受けました。初見ではかなりゲームっぽい!と思いました。テイルズシリーズ昔やりましたがそんな感じ。

皆さんも書かれている通り、ボーイミーツガール王道の雰囲気です。(まさにそれが好きという方はとてもハマるはず)個人的には、強くて賢いヒロインが好きなので、今作のヒロインにはあまりハマりませんでした。

また、世界観はナウシカ、未来少年コナン、ラピュタを思わせる描写が多く感じられました。あとは少しメイドインアビスにも似てるかな。歴史からSFを作ろうとするとそうなるのかもしれません。

世界観、設定、作画は好きですが、どうも描写が軽く感じてしまい、カイナ以外はキャラクターにもあまり重みが感じられませんでした。特にヒロインとその父親については無能に感じてしまい、途中で興醒めしてしまう箇所がありました。また、かなりご都合主義な感じの強引な展開が多く、このキャラにこのセリフ言わせたかったんだろうな〜と思ってしまうシーンもいくつかありました。。。
とはいえ最後まで観たし、映画館でこの雰囲気を味わいたいなとも思います!あとオオノボリ様とか、雪海・天膜の秘密とか、賢者の世界の謎とか、気になる点もいっぱいなので、映画は観に行こうかなと思います!個人的な感想でした。
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