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機動戦士ガンダム 水星の魔女のohhashiのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム 水星の魔女(2022年製作のアニメ)
3.8
自立する、大人になるということ。
〜大人がそんなに偉いのかよ?〜

学園ものであるが故に、登場人物の多くが主人公と同世代のモラトリアム。

自分を大人だと勘違いする者、ママに甘えたがり、おませさん、自惚さん。

彼女らガキどもが、戦争というこの世で1番愚かな喧嘩を経験することで、何を得て、何を失うのか。

少年少女の戦争による成長記。
(大人も大概修正が必要な奴らばかりですが…)

これが見どころである時点で、まごうことなきガンダム作品と呼べるでしょう。

それに加え、見事に散りばめられたSF設定やストーリー仕掛けには流石という他なく、今後の展開が非常に楽しみ!

かたや戦争劇を見て興奮する僕たちも、見方によっては恐ろしく、何か業のようなものを感じずにはいられません。
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