自立する、大人になるということ。
〜大人がそんなに偉いのかよ?〜
学園ものであるが故に、登場人物の多くが主人公と同世代のモラトリアム。
自分を大人だと勘違いする者、ママに甘えたがり、おませさん、自惚さん。
彼女らガキどもが、戦争というこの世で1番愚かな喧嘩を経験することで、何を得て、何を失うのか。
少年少女の戦争による成長記。
(大人も大概修正が必要な奴らばかりですが…)
これが見どころである時点で、まごうことなきガンダム作品と呼べるでしょう。
それに加え、見事に散りばめられたSF設定やストーリー仕掛けには流石という他なく、今後の展開が非常に楽しみ!
かたや戦争劇を見て興奮する僕たちも、見方によっては恐ろしく、何か業のようなものを感じずにはいられません。