主人公が昔馴染みととある場所に行く過程で、片思いしていた女の子との思い出や、学生時代の過去を気持ちいいくらいの自意識過剰っぷりの一人語りで振り返っていくアニメ。
ヨーロッパっぽい、下ネタとダークな差別主義っぽいギャグに食傷気味になりそうだったけれど、主人公が語る学生時代の話や、友人関係はどこか共感してしまう。
点線に沿って切り取る。とは、他人が求める自分の姿通りに人生を進めると言うことだろうか?しかし、その果てに幸せはあるのか?
結局我々は野原の葉っぱに過ぎないのである…
主人公たちが『ある場所』にたどり着いた時、ガラリと作品の印象が変わる。
とりあえず、短いしみ始めたら最後まで是非とも見てほしいです。