一昨年ぐらいに一度視聴していて、今回は再視聴です😊
原作は10巻まで揃えているけれど、まだ未読です😅
いわゆるファンタジーにカテゴライズされる作品で、魔法使いや妖精、精霊、ドラゴン等が登場する物語です。
主人公の羽鳥チセは、少女の身には過酷すぎる不幸を背負っているので、自分の存在していることを受け入れることができない。彼女の不幸の根元とも言える自身の特殊性「夜の愛し仔=スレイ・べガ」という生まれ持った魔力故に出会った魔法使いエリアスに買い取られるところから始まる、自分という存在を認め、成長していく物語と言える。
イギリスを舞台にしているので、間違いなくトルーキンの『指輪物語』や『ハリー・ポッター』の影響は色濃く受けている物語ですが、それでもその世界観を一部踏襲しながらも、独自の世界観を構築している。ため息が出るような美しい描写もあるけれど、血みどろの恐ろしい描写もあって、その容赦のない存在の混在が魅力でもあると思う。
ぶれないチセのキャラクターもとても好きだし、人の細やかな心を理解できない半端者としてのエリアスのキャラもいいと思う。
この4月から新しいシーズンが始まったよう。まだ未見だけれども、新たな物語の展開に興味津々である。
