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偽物語のakariのレビュー・感想・評価

偽物語(2012年製作のアニメ)
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台詞回しが最高すぎる。散々わちゃわちゃ喋った後に日本語って簡単だなぁ〜!って言うの面白かったです。つらつらと進んでいく全やりとりが最高すぎるから記しきれません。これ真剣に見ると負けだなと思いました。笑
大量のBL本に囲まれて全裸の駿河にプロポーズする阿良々木、あまりにもカオス。ドンマイ!の感覚でブレスレット!って言っちゃった話が普通に好きでした。女の子たちがみんな女の武器をこれでもかというほど使うのが好きです。阿良々木が素直に可愛いとかエロいとか感じてるのも良かったです。やっぱり戦場ヶ原ひたぎさんが一番好き!華麗に阿良々木をディスって愛していく様子が素敵すぎました。「やば…超かっこいい」可愛い。「噛みま死ね」の痒いところに手が届く感じたまらなかったです。阿良々木と火憐ちゃんの仲良くなり方狂いすぎ!!
偽物が本物よりも厄介というのは面白かったです。本物に劣等感を抱き、本物に近づこうとする偽物はもはや本物より本物に近く恐ろしい存在でした。忍野、影縫、貝木が大学の同期ってすごい絵になりますね。3人が話してるところを見たいです。絶対かっこいいだろうな。性悪説の件が好きでした。人は皆悪い心を持って生まれる。人為的に善くあろうとする。そう考えると案外、本物より偽物の方が美しく、愛されるのかもしれません。
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