Ryo

老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めますのRyoのレビュー・感想・評価

2.5
異世界転生物にしては異色な作品。(そもそも転生していない。)

異色な点として、主人公が常にガメつく、金かねカネカネ言っており、おそらく20代前半の年齢にして老後の為にあらゆる手段で金を稼ごうとするストーリが異色。

異世界と現実の現代を自由に行き来出来るという、異世界に行った意味がほぼ無い矛盾したチート能力。(はなから異世界転生物として破綻している。)

挙げ句、それを利用して異世界に存在しない現実世界の物を持ち込んで高額転売を目論む身も蓋も無い転売ヤーサクセスストーリーなのが斬新過ぎる。

終盤には民間軍事会社を異世界に連れてきて帝国と戦争をするとかもうめちゃくちゃである。既に故人であるはずの兄がちょいちょいアドバイスしに出て来るのも謎。

それでも面白いかと言われれば微妙なところ。
Ryo

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