巨神ゴーグの26の情報・感想・評価

エピソード26
光る島
拍手:0回
あらすじ
核ミサイルの着弾は迫る。マノンの下を離れ、キャリア・ビーグルを失った仲間をゴーグの両手に乗せてタウンを目指す悠宇。いつの間にか誰云うともなく、もう一度会いたいと、一点を目指すオウストラルに残った人々。その中には、ホツやロッド、レイディ、船長の姿もあった。 ペンタゴンのカメラが見守る中、オウストラルに落下する核ミサイル。しかし、キノコ雲の中、マノンの発動した電磁バリアが島を崩壊から救う。 驚異の科学力で一同を守ったマノンは、無益な争いの種とならぬ様、地下都市に残された全てのエネルギーを使って島を再び沈下させる。自分達の希望を悠宇に託して・・・・。 島に別れを告げ、明日に旅発つ一同。 「待っててくれるよね? 今までだって、こんなに長い時間待っててくれたんだもんね」 悠宇の呼びかけに、ゴーグの目は暖かな光で応えた。 向かい合う悠宇の目に光るのは、辛い別れの涙ではない。それは「必ず又会おう」と約束を交わす深い絆の涙だった。 ゆっくりと噴火沈降する島の中へと歩み去って行く、強くて優しい青い巨神との日々は、悠宇の中で、なにものにも代え難い宝となって生き続ける。 いつか必ず、またここに来る! ゴーグが待っているこの場所へ。