さらざんまいのyukaaのネタバレレビュー・内容・結末

最高にポップでキャッチーな愛と欲望、繋がりと疎外、希望と絶望を見た。1話目からわりとメタファー大地獄だったし、刑務所は流石に現実だと思うけど、それ以外どこが現実でどこが現実じゃないのか最後はかなり曖昧に感じた。1話から重めのプリキュア。 「つながり」ということに注目するなら、春河と偽物サラちゃんとのLINEとかレオマブのTwitterとか誓がそばにいない間のことみたいな「つながり」と、ミサンガから始まる一連の失いたくない「つながり」は分けて考えられるような気もする。一見ハッピーエンドのように思ったけど、どうしても刑務所から出てきた悠が川に飛び込んで、3人があんなに笑顔だったのが唐突に感じてしまって、余計な考察したくなってしまう。繋がりたい欲望を捨てない道＝生きることを選んでみんなが幸せ大笑顔になってハッピーになりすぎただけかな？今までとらわれていた過去とかを受け入れて、「どうでもいい！」って目の前の繋がりを選んだから笑顔になれただけかもしれない。みんなでサッカーしてたまにカッパになって幸せだといい。
みんなが繋がりを得て、失って、忘れて、手放さないことを選択して、繋がりたいからと繋がりたいけどを繰り返していく過程が良くて、すごく好き。