けけけ

ダンジョン飯のけけけのレビュー・感想・評価

ダンジョン飯(2024年製作のアニメ)
-

みんなに勧めたい!!!

原作は『このマンガがすごい!2016』オトコ編 で第1位となった漫画で、つい最近、最終巻の14巻を以て連載終了した。

漫画の実績も然ることながら、アニメ化においても、「キルラキル」「プロメア」らを手掛けたTRIGGERが制作し、主題歌はOPをBUMP OF CHICKEN、EDを緑黄色社会が担当するなど、公開前からの期待値も高い作品だった。また今作は連続2クールとなっている。

あらすじを簡単に説明すると、主人公を含めた冒険者パーティーが、ダンジョンの深部でドラゴンに食べられた主人公の妹を救うため、ダンジョン奥深くへ冒険する物語である。

一見すると、少しありきたりな設定かと思われるが、他作品と大きく違い、この作品の大きな見所とも言えるのが、この冒険の道中の食事であり、ダンジョン「飯」たる所以に該当する。

ダンジョン飯とは簡単に言えば、ダンジョン内で生息する植物、モンスターを扱った料理で、ファンタジー作品でも聞いたことあるような、有名モンスター(スライム.etc....)をも調理される。

またダンジョン内で自給自足し、モンスターを食べることを決定づけた主人公が、時にサイコパス味のある根っからのモンスターマニアで、モンスターの生態系にも詳しく、それが戦闘や調理においても活かされるのも面白い。

ここからは感想になるが、発売当初から長年イチオシし続けた漫画のアニメ化で、かつ力の入れられ方も目に見えるので、見る前から期待値は凄かったが、期待通りの1話だった。

思い入れ補正もあると思うが、絵柄から声優から全てが個人的に完璧だったし、調理後の料理が美味そうに描かれてのがマジで良かったので、今後の料理も含めて全て楽しみ。

昨今の「異世界」「転生」というワードから、類似したものだと勘違いし、食わず嫌いで遠ざかる人もいるかと思うが、ダンジョン飯はナチュラルにファンタジー世界の話なので、1度見てもらいたい。また設定として、死んでも蘇生できる世界観なので、そこが主人公サイドの行動に共感できない部分もあるかと思うし、何より主人公がズレてる。

正直最初は緩く見れるファンタジー系グルメ漫画という認識ぐらいが丁度いいと思う。
けけけ

けけけ