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ぼくのデーモンのym5dictorのレビュー・感想・評価

ぼくのデーモン(2023年製作のアニメ)
4.0
グロいポケモン。相棒のモンスターは電撃装置でムリヤリ使役してる世界観。冒頭からそれなりに残酷で、人間の醜悪さをキッチリ見せるエピソードも多い。アニメは3Dの荒さが出ているがシナリオが良い。
相棒のアナを意図的に気持ち悪いデザインにしてある。
「かわいい」と評価してるのは特殊な感性の主人公だけ。
しかし回を追うごとに、少年に寄り添いながら、健気に彼を守るアナの姿に視聴者はだんだん「気持ち悪い」から「かわいい」に感じ方が変わる。
この感覚の変化が作品のテーマと一致していて完成度が高い。
王道だけど、王道を面白く描くことは一番難しいと聞く。
かなりの良作だと思う。
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