合身戦隊メカンダーロボの8の情報・感想・評価

エピソード08
第8話
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鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

合身戦隊メカンダーロボ 第8話 叩け! オメガミサイル やっぱりこの作品の肝はオメガミサイルなんだな。敵への攻撃に利用して慣れてる感じのあったミサイルの恐ろしさを再確認する回。怯える小次郎+東京を火の海にする作戦の二方向からミサイルの脅威を描くあたり、実に隙が無い。 小次郎が怯える様子が戦争のトラウマみたいで生々しい。これに対して「オメガミサイルはコンギスターの静止衛星から発射されるが、複数ある衛星のどれか分からない。分かっても攻撃手段が無い」という論理的な説明で回避手段を防がれるのがいいね。こういう状況はロジックで言われるほうが感情の向かう先が潰されて、八方塞がりなのが伝わる。うまいなー。 まあ、根本的な疑問として「自分の兵器なんだから、コンギスターは原子炉と関係なくオメガミサイルを東京に向けて発射すればいいのでは?」というツッコミは出てくるが…。そもそもメカンダー2に向けて発射された理由も謎だし。それができるならムカデラーを使わずに好きな場所を破壊できるでしょ。 オメガミサイルの原子炉に反応するという基本設定はロボの戦闘時間を制限する目的だと思うのだけど、今回はそこに囚われすぎた話な気がするなー。でも、ロボだけでなく東京の命運がかかっているタイムサスペンスが加わるのは面白かったので、やっぱりいいなぁこのアニメ。