このレビューはネタバレを含みます
怪獣は良い!
いろんな怪獣だいすき!!
特にギロン!!!良すぎ!!!
ギュイーンスパーンって!
ガメラのフォルムもがっしりして良い!!
バニシングフィストは興奮して小さく叫んじゃった。
しかし、まとめると【これが実写だったらなぁ…。】です。
せっかくガメラの新作なのに、ガメラの話というより「子どもたちの話にガメラも出ます」くらいのレベルやったから残念。
しかもメインとなる主役の子どもたちの物語が、どっかで見たことあるシーンばっっっかりでホントに退屈すぎた。
子どもらのやりとりが致命的におもんない。
何十年前の脚本だよ。
じいさんが考えとるんか?
お前らの青春に見どころないから早く怪獣出せよってなった。
なんでかなぁ。。
おれジュブナイルもの大好きなのになぁ。。
この作品に関してはなんか「商業的にとりあえずジュブナイルやってます」感が出過ぎて全然感情移入できんかった。
それに矛盾やご都合や説明不足が多すぎる。
リアル路線でいくなら矛盾は徹底的に排除して欲しいし、ある程度のトンデモ状況の説明は欲しい。
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例
この旅に保護者同伴じゃないわけないじゃん。
最初にギャオスが東京襲ってたのなんだったんだよ。
どうして子どもらだけ避難に気づかないんだよ。
「怪獣と接触した子ども」の財団からの判定基準なんなんだよ。
ブロディ撃退大作戦って紙に書いて計画してきて当日に「あいつブロディって言うんだぁ」てマジかよ。
服着替えろよ。
ボコ以外のやつなんで一緒に冒険してたんだよ。コード?ないんじゃないんけ。
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そしてキャラの言動全てがセリフっぽい…。
言うなれば実写の脚本でアニメをやってしまってる感じ。
何が?と細かく聞かれたら難しいが「もしこれが実写だったら?」って脳内でイメージしたらなんかスッと受け入れられそうな気がするのだ。
これ実写だったら5倍は面白かった気配するわぁ。。。
でも5話からはそこそこ面白く観れた。
子どもを連れて行く理由はもう少し早めにせめて触りだけでも教えて欲しかった。
総じてウーーーン。
怪獣好きなら楽しめなくもないけど新しい発見もドキドキワクワクもない感じ。
期待してた「夏」感もエモさもほとんどないし。
ただ、この1stシリーズが長い「プロローグ」または第一話だったんだとしたら納得できる!!
舞台が90年代っぽいし、最終話が「幼年期の終わり」だったから、
20年後の現代では大人になったこの人たちがまたやってくれる2ndシーズンを待ってます。「It」みたいに。