ももん

異修羅のももんのネタバレレビュー・内容・結末

異修羅(2024年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作書籍読んでない勢はついていけてない人もいるみたい。

基本群像劇だから場面転換についていけない理解力乏しいフィクションに慣れ親しんでない視聴者は置いていかれるのかもしれない。難解な作品ではないが、本物の魔王が死んだらしくその脅威が収まった頃立役者の本物の勇者が不明で3大大国は侵攻されまくってて統一された国になるしかなかった。

本物の魔王の謎
本物の勇者の謎
本物の勇者の生死、危険性はこのシーズンでは描かれてない。正体の隠された本物の勇者すらまだ未登場。

魔王や英雄などの修羅達の脅威に対して、大国が修羅を集めて危険で制御不能な者を排除して修羅の少ない世界での統治を目論む。大国の思惑により本物の勇者を決めるという名目の上覧仕合が開催される。その参加者を官僚が探してる途中に元官僚が独立して緊張状態に。大国の政治的理由から挑発を繰り返して独立国も準備し終えたとして戦争の火蓋をきる。その戦争の終結までが小説第一巻。上覧試合の参加者する半分も登場してないんじゃないかな。





近年のラノベの中でも世界観でかなり作り込まれて文章も好みな良作、修羅でないがキーパーソンのユノの顔の作画以外はかなり作り込まれてる作画のアニメになってる。修羅達の背景や謀略の模様が丁寧にアニメ化されるかが不安。コメディ要素なしの作品が厨二病臭くとられず正当に評価されたら嬉しい書籍のアニメ化範囲はシーズン1で1巻、シーズン2で2巻って所かな?だとしたら上覧試合が始まる第3巻は第3シーズンに描かれる事になり、シーズン2でもまだ試合ないんかいってアニメ勢からブーイングが起きそう。

ナレーションを書籍に準拠して差し込んでる辺りの努力は高評価

原作は壮大で作り込まれた世界観で各陣営も詳細に書かれており本物の魔王や本物の勇者の過去や各修羅のエピソードや結末も素晴らしいので是非読んでほしい。
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