手塚治虫の「鉄腕アトム」の中の作品を浦沢直樹が新しく漫画化、それを今回はNetflixでアニメ化
原作は未読なので、どこをどの位変えたのかはわかりませんが、浦沢直樹の作品らしさも手塚治虫らしさもどちらも感じられ、そして二人の凄さを改めて感じる事が出来ました。
「憎しみの連鎖」というテーマなのですが、それを白黒アニメの時代から投げかけていたという事、それが現在も続いていて、リアルに毎日目にしている事、その無意味さやそれを断ち切る勇気を子供達の心に分かりやすく伝えようとしていた事、本当に凄い人だなと思いました。
人間とロボットの共存、人間とロボットの差、その辺りを丁寧に描き、人間のエゴから巻き起こる様々な事を人間のエゴから作られたロボットが解決していく
人間では地球も平和も安全な社会ももう守れない、ロボットの様な損得で動かない平等な感情でジャッジの出来る存在にしか無理、と言われている様に思いました。
最後はロボット、子供型のロボットに地球の運命が・・・
大人としてどう思えばいいのか・・・
