勇気爆発バーンブレイバーンの裾のネタバレレビュー・内容・結末

あー笑った、笑ってちょっと泣いた。これを観るためだけに数年ぶりにニコニコ動画をダウンロードして、久々にコメントでぐちゃぐちゃになってる画面でお祭り気分を味わえたのも最高だった。オリジナルアニメという特性も相俟って、読めない展開とキャッチーなキャラ造形がSNSでのリアルタイム実況文化にバッチリハマっていて、製作陣の手腕を毎週感じた数ヶ月間だった。

物語自体はかなりとっ散らかっててメチャクチャなんだけど、軍事関連の丁寧な考証や過去のロボットアニメへのオマージュとリスペクトが節々に感じられる描写へのこだわりは本物で、だからこそインターネットのめんどくせーオタクにも愛されたんだろうなあと思う。ただこだわりポイントキモ過ぎて「暇だから流行ってるアニメちょっと観たいんだよね」みたいな層には全然オススメできない仕上がりではあるのですが……。（それがいいんだよ）


何よりイサミとスミスの関係にちゃんとキュンとできる感性が自分の中にまだ残ってたことが驚きだよね～。でもいちばん好きなのはサタケ隊長。