久しぶりだなぁ口のある巨大ロボットアニメ。大張さんか。やっぱバリってるな。
声優鈴村健一氏が昔からやりたかった、ロボット名や必殺技を叫んだりする系のヤツじゃないですか。
この人声優事務所の社長なんですけどね。
例の如く放送や配信で話題になってから、後追いで見たんだけど、最初（ロボ的なマシンは出てくるものの）リムパックなのか自衛隊とか米軍とか出てきて比較的リアル路線なイメージで始まったから、あれ？見るアニメ間違えたかなと本当に思った。なんかタイトルに勇気爆発とか書いてあったし、キービジュかなんかでカラフルなロボを見た気がするけど…と。
意思を持ち喋る巨大ロボット、ブレイバーンに主人公が初めて乗ったところで主題歌が流れてきて、主人公が「さっきからなんなんだ！？この歌は！」って言うから、うわあこの主題歌ロボットの中で鳴ってるんだ！て思ったら、このセリフは役者さんのアドリブなんだそうで。え？マジか？と。
序盤のブレイバーンの主人公イサミへの執着とかエンディング映像が若干気持ち悪いですが、後半ルイス・スミスに起こる衝撃的な出来事とブレイバーンの誕生の秘密を知った後、この気持ち悪さは少し緩和されます。
本作は近未来リアルSFの世界とスーパーロボットを融合させた成功例だと思います。
全体に漂うBL風味は設定的に自然発生したもので、笑いの要素ともなっているし、断じてポリコレに配慮したものではないと言えます。
