普通の物語になっちゃった印象。
多分、人物「掘り下げ」をやったからだと思う。登場人物は「何か(今回で言えば大会)」に向かって進んでいて、その過程での出来事に対しての反応の違いで人間を描く(掘り下げる)べき。掘り下げの為の掘り下げになってる。
「掘り下げ」をやるからウジウジする人達が出て来たり、露骨な、ステレオタイプな「作られた人の闇」が出来上がってしまう。加えて、なぜか主人公ばかりが問題を見つけたり、解決したりという事まで。
あと久美子と麗奈に恋人繋ぎさせるのは流石にやり過ぎ。
そういう内容じゃないし、あの2人は共に「特別」へ向けて進む、という象徴的な意味での「仲良い」であって決して百合的な意味を持って来ちゃいけない。
あと、何気に「『特別』になりたい」から「金賞を獲りたい」に話が変わってる様に思う。ここは1期の良いところだったのに残念。
1期と比べて、心に残るものが全くない。