魔法使いになれなかった女の子の話の9の情報・感想・評価

エピソード09
私、魔法使いになれちゃう!?
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あらすじ
ノーザンからマ組編入試験の受験を勧められたクルミとユズ。 ミナミが戻らないなか、 一組で古代魔法の勉強を続けるのか、マ組への編入に挑戦するか、 二人の気持ちは揺れる。 一方、学園は三大行事のひとつ・レットランフェスティバルの開催にむけて盛り上がっていく。
コメント4件
Arcsan

Arcsan

このコメントはネタバレを含みます

マ組への編入試験を受ける事に
マック

マック

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文化祭、レモーネの嫉妬、魔組編入試験
つゥ

つゥ

2024-12-05
鬼雀

鬼雀

このコメントはネタバレを含みます

打って変わって新学期、気分一新、心機一転。 魔法使いを諦め、新たな夢を暗中模索…かと思いきや。 『おいちょいと、そこな小娘、お主にはなかなか見所があるゆえ、ひとつ考試を受けてみぬか?』 と講師に声をかけられ、文字通り降ってわいた転機に、てんやわんや。 賽は降らねば、升は進めぬ…出目が見えぬは人の世の道理…なれば降らねば女が廃る! 一念発起、友と誓って歩むはいずこか! っと…まぁそんな感じ… つまり…よく分かんない。 いや、正確には…ようやく明確な伏線が提示された。 と言うべきだろう…そう、ようやく!である。 OPで、ライバル兼バディポジションを主張し続け、ようやくここ二~三話で、急速に仲を深めた『ユズ』… それだけでも、牛歩なのに、伏線の匂わせという牛歩どころか、鈍足足踏みレベルだった本編がようやくのっそり動き出した… 提示される要素の数々…の欠片と、匂わせまくる台詞… しかしね…鈍足足踏みのツケは早々巻き返せないだろう… 現に、内容に全く心が追い付かない… 降ってわいた魔組編入試験という要素もそうだし、以前から怪しさはあったが、それほどでもなかった魔組担任の暗躍露見… 普通科担任拉致だの、主人公よ祖母が魔組生だったなど、それは怒涛の伏線の提示であって、回収じゃないから… ピッチングマシンの排球を呆然と見せられてる気分…俺らにどう噛み砕けと? 残り数話で回収はできるだろうけど、ものすごい駆け足になること請け合いだろう… 主人公達の言動も、軸がブレブレ過ぎて…不安定な年頃というより、心の病気を疑いたくなるほど… そのくせ、日常描写というか、イベント描写『だけ』はヤル気満々で、描きまくるから… 蛇足感が凄い…本題に入らないおしゃべり好きに捕まって延々話しに付き合わされる拷問レベル。 これは個人の感想だが、おそらく元はいわゆるニチアサ枠にやっていた、魔法少女モノみたいに、日常回をメインに本題をコツコツ進める…みたいにしたかったのかも知れないが… それにしたって、コレはお粗末だ…日常回やイベント回の賑やかさばかりに力が入りすぎていて、本題である『魔法使い』や、キーワードである『古代魔法』を上手く印象付けられない。 全く本末転倒も良いところだと思う。 少なくともこれがWeb小説で簡単に読めるよと言われても、時間を使いたくない程度に腰は重くなる… 怒涛と言うより、駆け足ダッシュエンドになる可能性が高い、柔らかい色調や線での表現をぶち壊す、非常に残念な結果にならないことを祈りたい。