鬼人幻燈抄の16の情報・感想・評価

エピソード16
第十六話 天邪鬼の理
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あらすじ
時は文久三年(1863 年)、七月。廃寺となっている瑞穂寺に、人を食う鬼が出るという噂を耳にした甚夜。寺を訪れてみると、白銀の狐の鬼が住み着いていた。甚夜が「夕凪」と名乗るその鬼を斬り、喰らうと、遠くから赤ん坊の声が聞こえてくる。世が明けていつものように喜兵衛に足を運ぶと、「夕凪」という名の女が甚夜の帰りを待っていた。
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Arcsan

Arcsan

このコメントはネタバレを含みます

廃寺に捨てられた赤ん坊を甚夜に託す為、白銀の狐の鬼「夕凪」は、甚夜に幻影を見せる! 《幻影》 黄昏時、甚夜が蕎麦屋「喜兵衛」に戻ると赤ん坊を抱く女が甚夜の帰りを待っていた。女は「夕凪」と名乗り、赤ん坊は甚夜の娘だと宣い、甚夜に名を付けて欲しいと‥甚夜はその子に、夕凪に咲く花「野茉莉」と名付けた。 甚夜が幻影から解放されると、そこには、夕凪が甚夜に託した捨て子の姿が‥ 天邪鬼(あまのじゃく)の夕凪の言葉は、人を騙す為、常に逆、赤ん坊が好きなのに‥ 鬼の夕凪を喰らった甚夜は夕凪の力「空言(からごと)」を得る。それは、使用者の記憶に依存する幻影を作り出し他者を騙す力。 野茉莉は夕凪に咲く花として描かれている以上、甚夜が赤ん坊の野茉莉と過ごす日々はそう長くないかもしれない。
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qpdcinema

qpdcinema

よくわからん笑
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