テュポンの怒りは天を震わせ、オリンポスの神々に向けて破壊の雨を降らせる。ヘロンとセラフィムは大切な人の魂を救うべく共に旅立つ。

愛する家族を守るため、わが身をかえりみずに巨大な脅威に立ち向かう女神。捕らわれの身から解放されたクロノスは、神々に真の恐怖を知らしめようと胸に誓う。

冥界では復讐(ふくしゅう)に燃えるタイタン族の王が、家族への愛を試す究極の選択をハデスに突き付ける。セラフィムは巫女(みこ)のゴルゴを苦痛から救うための危険な計画を明かす。

クロノスはゼウスの力を弱めるべく策を練るなか、オリンポスの神々は命を落とした仲間に別れを告げる。強大な敵との戦いに、かつての友が力を貸す。

ヘロンと仲間は、首飾りを見つけるための助言を仰ごうと神官を探す。その途中、謎めいたカルト集団に出くわし、凄惨な血のいけにえの儀式を目撃する。

謙虚さを身に付けたヘラがゼウスの代理として助けを求める。ヘロンを捜しに来た者たちは、風の神が宿る神殿で、仲間同士を敵対させようとする邪悪な力に立ち向かう。

悲運に引き裂かれた2人がステュクス川のほとりで再会。生き残ったオリンポスの神々が力を合わせて、強大なクロノス相手に厳しい戦いに挑む。

オリンポスの神々は自らの運命が危機にひんするなか、タイタン族に立ち向かう。古きやり方で決着を付けるべく、最強の戦士同士の対決が幕を開ける。