ハッカドール THE あにめ~しょんの7の情報・感想・評価

エピソード07
KUROBAKO
拍手:10回
あらすじ
どこでも寝れる屈強な制作進行に混じって アニメ制作を捗らせる事になった ハッカドールたちは、理想と現実のギャップに苦しんでいた。 白箱を作るまで―― 納品するまで身を粉にして働き続けるのだ。
コメント1件
まりん

まりん

このコメントはネタバレを含みます

前回の感動的な話がウソのように過酷なアニメ制作回。 SHIROBAKOのパロディのはずなのにSHIROBAKOよりもリアルで黒い。 派遣されたアニメ制作会社には、1号が思い描いていたようなクリエイティブな仕事は一切なく、ただただ殺伐とした現場と冷たいスタッフに囲まれ、日々の生活すらままならずついには給湯室で髪を洗う始末。 あんなに元気で明るかった1号が逼迫するスケジュールにボロボロになっていく様がつらかった。 2号、3号の協力のもとなんとか仕上がった回は作画崩壊のうえ納品のピンチ。 そして最後の力を振り絞ったハッカドールたちに待っていたのは希望ではなく次の地獄。 「アニメは家で見るのが一番」と壊れた笑顔で走り抜けるオチが最高にブラックだった。 何度か挟まれていたナチュラルなセクハラ描写が特に闇を感じる。 今回のエンドロールはなんとも言えない気持ちになった。