囚人13号

ゆるゆりの囚人13号のレビュー・感想・評価

ゆるゆり(2011年製作のアニメ)
4.5
全キャラ見事なテンプレ故に生じる豊穣なロリ:ギャグ黄金比へ身を浴し、日常癒し百合の旋律に降伏せよー
主人公(?)なのに影が薄いという自虐的なキャラ付けを行いつつ、原作ではもう少し進展を見せてた好意の多角関係に加え百合をメタ的に客観視するメガネっ娘と、それを更に傍観する妹というカオスの図。

タンコブで時間経過表現したり記憶喪失で人格肯定したり、作画も使い回しの箱とかキス後の放心状態など結構ズレた細部を回収してて唸る。そんで最終回、ここまで自重してきたとしか思えない接吻祭りに快哉を叫ぶ。最後が一番良いって幸せすぎるぞ…

あとラムレーズンも、大人ぶってんじゃなくて多分ほんとに好きっていうアンバランスも良い
囚人13号

囚人13号