こさこ

電脳コイルのこさこのレビュー・感想・評価

電脳コイル(2007年製作のアニメ)
5.0
圧倒的に1番好きなアニメ作品
テクノロジーと子どもたちの都市伝説が織りなす未来感と懐かしさのバランスが絶妙
小学生の夏休みに、朝ラジオ体操行って、両親を仕事に見送って、算数ドリルの答えを丸写しして、カービーのエアライドして、お昼に冷凍の炒飯をチンして食べながら笑っていいともを観て、友達と学校のプールで泳いで、そのまま公園でお菓子食べながら缶蹴りやってたらいつの間にか17時の鐘が街中にぼんやり鳴って、今日何もしてなかったな〜貴重な夏休みの1日を無駄に過ごしたな〜でもまあ明日も明後日も休みだしいっか〜と思いながらも、どこか虚しさに包まれるあの感覚を思い出す。みんなと一緒に夕暮れを駆け抜ける中、ふと立ち止まって振り返りたくなるあの感覚を。
仕事から帰って晩御飯の支度をする母親の目線で、サッカーの習い事から帰ってNHK教育で流れる電脳コイルにかじりつく自分の背中が目に浮かんでは離れない、そんな作品、泣けるね
あと主題歌が最高、この作品とこの作品に対する感情が本当にいつまでも残ってほしいな、うんち!
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