このレビューはネタバレを含みます
1クール目はとても面白い。 地球は完全に被害者という構図ではあるが、バーツ（火星軍）側にも正義やドラマがあったり一枚岩ではない所など、感情移入できる点が多い部分はとても評価できる。 澤野弘之さんが担当されているOPやサウンドトラックもカッコよく、見ていて高揚感が生まれる部分は流石である。 一方で2クール目以降はアクションシーンが多く、それ自体は悪い事ではないのだが、何故この戦いをしているのか、一気見しているからか徐々に分からなくなってくる部分もあった。 1クール目は移動しながら停戦に向けて姫と行動を共にするというミッションが明確でキャラクターの心情も丁寧に描かれていたが、2クール目はバース側の描写を増やしすぎた結果、どっちつかずな結末を迎えてしまったようでとても残念であった。 見るのであれば、1クールで止めておけばスコア4.5くらいの満足度で楽しめると思うのでオススメ。
澤野サウンドと、シナリオのいいとこ取りをするなら1クール見るのがオススメ！
