エピソード12
約束

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あらすじ
駅のホームで電車の到着を待つ荊と葵たち。
だが、そこに現れたのは電車ではなく小津姉妹と第一師団の姿であった。
荊の説得も虚しく、自らを追いつめるかのように激昂していく小津姉妹。
その最中、プラネットの人々の希望を乗せた電車が駅へと近付く。
荊たちが電車へ乗り込むのを阻止しようとする小津姉妹。
荊は遥人の残した爆弾を利用し、小津姉妹の撃退を図る。
ギリギリのところで乗車を果たした荊。
しかし、その車内で遥人の悲報を知ることに……。
絶望に打ちひしがれる荊に対して葵は「みんなあなたの明るい顔を見て生きる勇気をもらった」と涙ながらに訴える。
葵の言葉や、ふと聞こえた遥人の声に勇気づけられた荊はなんとか持ち直し、ゾーン脱出に気持ちを向けるのだった。
その一方で息吹の出産が間近に迫り、付きっきりで看護にあたるタエ子は危険な選択を迫られることとなる。
「全ては一瞬で終わる!」電車内の生存者に告げる荊。
いよいよ電車はゾーンの霧へ突入する──。
(c)井上智徳・講談社/コッペリオン製作委員会