ゆを

凪のあすからのゆをのネタバレレビュー・内容・結末

凪のあすから(2013年製作のアニメ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

タイトルの意味が全然分かってなかったけど、最後まで見てあ〜そういうことかとすっきりした。
最終話に流れるlullの特別バージョンが好き。バックに流れながら、それぞれのこれからを予感させるような言葉とか、でも光のいうように変わっても変わらなくても自由だから、これから先に何があっても、ここにいる人々は受け入れて進んでいくんだろうな、とそんなことを思った。

途中からまなかちゃんが紡くんのことは正に本人が言ったように憧れという言葉が一番ぴったりくる気持ちだろうな、と思っていたけれど、
それとは別に光を好きなことを誰にも言いたくないと聞いて、それを紡くん尊重してたというのは後々になって知ったので、
紡くんはいい男だな〜結局本人がちゃんと言わないとどんどんこじれるんだな…という気持ちになった。

映像が全体的にすごく綺麗で…!海の中で生きることができたらこんな感じなのかもとか、でも私たちと共通することはたくさんあって、
それこそ誰を好きだとか、外部の人とすぐに打ち解けられないとか、そういう近場にある感情が彼らの中にもあって、だからこの世界のどこかに汐鹿生が本当にありそうだなと思えた。

複雑な恋愛模様だとは思うけれど、最後まで見て一番に思ったのは光が成長したなということだった。まなかちゃんが好きで、好きだからちょっとしたことでイライラとしてしまっていたのに、途中からまなかちゃんが紡くんと良い関係を気づけたらいいと思えるようになったり、
美海ちゃんの想いを知って、俺の好きな気持ちを奪えと海神様に叫ぶのも、心臓がぎゅっとなった。
光の気持ちを聞いた美海ちゃんの「光は馬鹿だなあ」も沁みた。
ゆを

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