エピソード05
第5話

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あらすじ
闇に覆われた校舎、現れたのは魔王と呼ばれる「UNKNOWN」を統べる者だった。
圧倒的な力の差に帰宅部のメンバーは次々と倒れていく。一人残された桜は最後の力を振り絞り「Break the Knowledge of Space transition」を唱え、別空間への移動を試みる。
桜の術により魔王から逃げ延びた帰宅部だったが、不安定な術の影響で異空間へと迷い込んでしまう。そこは人語をしゃべる虎のいる摩訶不思議な世界だった。
…と、いった内容ではありません。
記録の十五「魔王の品格」
シューベルトの名曲「魔王」。
牡丹は歌に登場する魔王のスケールがショボく「魔王に求められる要素を満たしていない」と言いだす。
帰宅部が考えた「魔王」が魔王らしくあるための要素とは…。
記録の十六「文学のすゝめ」
2年生の間で、現国の授業で出てきた夏目漱石「こころ」が流行していた。
桜は「こころ」の他にも教科書にはいい話がいっぱい載っていると、かつて読んだことのある文学を思い出していくが…。
記録の十七「うろおぼえ御伽草子」
桃太郎や浦島太郎に比べて、「金太郎」のストーリーはうろ覚えだと気付いた帰宅部部員たち。みんなが必死に思い出した金太郎の物語とは?