つり球の8の情報・感想・評価

エピソード08
嬉しくてファイティング
拍手:10回
あらすじ
さくらが姿を消した。必死で探す一同。夏樹の家族のぶつかり合いと、絆を目の当たりにしたユキは、初めて自分がずっと抱えてきた気持ちに気付き、そしてそれを言葉にする。一方で、ハルも気付いていた。ずっとこのままではいられない事に・・・・・・。
コメント1件
まりん

まりん

このコメントはネタバレを含みます

行方不明のさくらをみんなで大捜索。 心配のあまり動揺しきりの夏樹に思いの丈をぶつけるユキと冷静な視点から助言を与えるアキラ。 その甲斐あって母親との思い出の場所でさくらを発見。 謝らないと意地を張っていたのに夏樹を見つけた瞬間飛んでいき泣きじゃくるさくらがかわいい。 マリの受け止め方を見るに夏樹より一段大人だなと感じていたけどこういうところはまだまだ小学生らしい。 夏樹も真っ先に駆け寄り抱き合う保やマリを見て思うところがあったのか、若干わだかまりが解けた様子。 第2話でユキの適当なユニノットに対してできなかったことに対してではなく適当は人を傷つけると怒った夏樹。 こういうキャラにしては珍しい発言だなと思っていたら、第4話、第5話ではユキを深く信頼した言葉を寄せたり、前回ではさくらだけでなく家族への深い愛情を覗かせたり、最初のクールで無愛想な雰囲気から想像もつかないほど優しく熱いハートを持った人物であることが分かる。 そんな夏樹がずっと拒み続けていた変化を受け入れまた一つ前進した回でもあった。 一方のユキも自分が抱え込んでいた寂しさをぶつけられる友人ができたことで改めてケイトの大切さを実感する。 一夜明けて自然と釣り場に集まる4人。 何気に全員そろって穏やかに釣りをするのは初めて? 今までのドタバタやハルのお別れフラグが立っていたこともあり、なんだかかけがえのない時間が流れているようで心に染みるシーンだった。 そしてハルやアキラの詳しい正体や目的も判明。 一時的にでも湿度が高くなれば世界中の人間を操ることも可能という恐ろしい事実がココの口から飛び出した後、江ノ島に台風上陸のニュースが…。 ユキと夏樹は家族のこと、ハルとアキラは今後のことでそれぞれが自分の気持ちを整理して新たな決意を固める回でもあった。